長年愛用、楽譜の製本テープはニチバンがおすすめです!

小学生の頃からお世話になっているニチバンの製本テープです。

製本テープ

どんな時に使用するかというと、楽譜を製本したいとき(コピー譜)に使用します。
音高や音大はオーケストラの授業があります。コピー譜を渡されるので、自分で製本しなければならないのです。これが膨大な量なので、大変です。あっという間にテープはなくなるので、まとめ買いします。音大の購買部には必ず売っています。家に在庫がない時は、薬局に売っている絆創膏を代用していました。

製本テープの何がいいのかというと、貼るのに失敗しても、貼り直しができることです。それから、セロハンテープで楽譜を製本すると何年かすると、パラパラと剥がれてしまいますし、黄ばんでしまいます。

最近は、マスキングテープで製本する方も増えてきました。可愛らしい絵柄は、私は楽譜に貼ってしまうと、気が散ってしまうので、楽譜には無地の製本テープを使用しています。

100円ショップなどでも製本テープ(絆創膏も含め)手に入りやすくなりました。小さい頃は姉が音大に通っていたので、買ってきてもらっていました。(購買部が一番安かったのです。)色々手触り、値段が違うのと貼りやすさも違うので色々試してきましたが、やっぱりニチバンの製本テープが一番なのではないかと思っています。

基本楽譜はコピーは禁止ですが、ロシアでの留学時代は楽譜が売ってないため、図書館でコピーしないと練習できない状況でした。音楽院にはコピーしてくれるおばさんがいて1枚1ルーブルでコピーしてくれるのですが、いつも大行列でした。

話がそれましたが、今でもそのコピー譜は大事に保管しています。そのコピー譜は色々な製本テープで製本されていますが、ニチバンの製本テープが一番良い状態です。ということで、今回は15年後の製本テープの状態を載せてみたいと思います。3つ載せますが、同時期のものです。

製本テープとロシアの楽譜

こちらは、100円ショップで購入した製本テープ。少し黄ばんでいます。右側の2つの長方形の黄ばみはセロハンテープです。セロハンテープは剥がれており跡だけです。ロシアに製本テープがなかったのでセロハンテープで製本した跡が残ってしまいました、、、。

100均の製本テープ

こちらも100円ショップの製本テープ。貼る時に使いやすかったので当時気に入って使用していました。上の材質とは少し違います。こちらもニチバンと同じようにお勧めしたいのですが、商品名を忘れてしまったのと、15年以上前なので、商品自体がないかもしれません。

ニチバンの製本テープ

こちらがニチバンの製本テープ。少し黄ばみはありますが、もともと真っ白なテープでもないですし、しっかりと固定されています。これが一番大事です。さすがニチバンさん。これからもお世話になります。

楽譜にしっかり書き込みたいとき、譜めくりの時などにコピー譜は活躍するので、製本テープはとても大事です。

ちょっとマニアックな感じになってしまいましたが、楽譜は大切な物ですので、丁寧に扱っていきたいと思います。
(ロシア時代のコピー譜は厳しいレッスンを思い出すのであんまり見たくないですけど。)

バイオリン講師 澤井亜衣