バイオリンで音がハッキリしないとき、真逆の弾き方で練習をすると効果的です。
私がレッスンで、音の発音がハッキリせずモヤモヤした演奏だと、必ず先生は、
「не понял.」ニェ ポーニャル (わからなかった)
と言ってました。
「何を弾いているのかわからない。」というロシア語は何回弾いても言われることもしばしば。
私が悪いんで仕方ないですが、この言葉結構傷つきます。
こんな風に言われた時に練習する方法があります。

スラーがついていてモヤモヤする時は全部スラーを切って練習します。

逆にスラーが付いていない時はスラーを付けて練習します。
このパッセージでは1小節単位でスラーを付けるといいです。
ちなみにこの練習はますますモヤモヤしてくると思いますが、
スラーを切った時に楽に感じ以前よりハッキリできるようになります。
ロシアで習っていたオフチャリク先生から教わりました。
とても効果的なので、生徒さんがモヤモヤした音になってしまった時、この練習方法を勧めています。
是非、お試しください。
このような家での練習方法などもレッスンでアドバイスしています。
体験レッスンも行っております。
ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
バイオリン講師 澤井亜衣