ロシアのスープの種類
ロシアでは色々な種類のスープがあるので、今回は様々なスープを紹介したいと思います。
ロシアの家庭では、一気にたくさんのスープを作り、何日もかけていただきます。知り合いのおばあちゃんは1週間くらい作ったボルシチを食べていました。
日本に嫁いだ知人のロシア人女性は、ロシアのスープは2、3時間掛かるけど、味噌汁は煮込まなくていいから本当に楽と言っていました。
ロシア人が、よく作るスープはボルシチという赤カブのスープです。もともとウクライナ料理で、私が習っていたウクライナ出身のアナスタシア先生は、ボルシチが大好きとおっしゃっていました。
日本でもボルシチを食べることはできますが、たまにトマトベースのミネストローネのような感じのお店もあるで、赤カブのスープか確認することをオススメします。
ロシアにはトマトベースのスープもあり、サリャンカと言います。かなり酸っぱいスープです。トマトの酸味と具材にピクルスやレモンが入るからです。私はどちらかというと、ボルシチよりサリャンカの方が好きでよく食べていました。とても具沢山で、ニンジン、ジャガイモ、玉ねぎ、牛肉、サラミ、ソーセージ、オリーブなどが入ります。
その他にも、キャベツのスープや魚のスープもあります。さっぱりしたスープが飲みたい時はオススメです。
ロシアのおばあちゃんはスープストックを作ることが多いかもしれませんが、一般的にはブイヨンがクノールとかマギーとか色々なメーカーからでています。ブイヨンも野菜、牛、キノ、チキンなどなど色々あるので、買うのに迷いますが一つからでも購入できるので、色々試せます。選ぶのが楽しいです。
それから、どのスープにもサワークリームをのっけて食べます。栄養があり、高カロリーなサワークリームをのっけていただくスープは腹持ちがよく、冬のロシアにはピッタリです。ただ、たくさんのっけて食べると太るので、注意が必要です。サワークリームはバケツくらいの大きさで売ってます。
バイオリン講師 澤井亜衣