ロシア人がお正月に購入するもの。

ロシアでもやはり年が明けることはとてもおめでたいことです。

年末は、ご馳走を作るために色々購入します。イクラやキャビアもこの時期が1番売れるような気がします。クリスマスと同じように家で過ごすことが多いです。お酒もすごい量を購入しています。ロシアはウォッカのイメージがありますが、ビールやワインも人気です。

それから年末にロシア人が購入するものは、花火です。ロシア人は年が明けたら花火を上げる人が多いらしく、かなりの種類の花火をスーパーで売っていました。結構本格的な打ち上げ花火なので、値段もそれなりにします。でも、惜しまず買っていくのです。

12時を過ぎると外に出て花火を上げます。色んな場所からパーン、パーンと花火の音が聞こえてくるので、この日は眠れないです。

新年のポストカードもクリスマスカードと同じように売っています。上の写真はモスクワ、下の写真はロシアのアンティークショップで見つけたソ連時代の新年の挨拶が書かれてあるポストカードです。

モスクワの新年のポストカード
ソ連時代のポストカード

年が明けたら、意外と早く授業が始まる音楽院。そして、試験期間が始まります。ギリギリにならないと試験日がハッキリと分からないのは、さすがロシア。違う意味でドキドキしながら(試験のことを考えているので)大晦日を過ごす感覚は、学生時代しか味わえない経験ですが、味あわなくていい経験です。

バイオリン講師 澤井亜衣