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サンクトペテルブルグの白夜

サンクトペテルブルクには、白夜というものがあります。白夜とは 真夜中になっても薄明になっていることです。どのくらい明るいかというと、夜中でも曇っているような天気のような明るさです。

白夜になると、夜中の2時くらいまで明るいので、遮光カーテンがない部屋で眠るのが結構辛かったです。

しかし、辛い記憶だけではありません。白夜になると白夜祭と呼ばれる、音楽祭があります。マリインスキー劇場で行われます。

マリインスキー劇場
マリインスキー劇場

マリインスキー劇場は世界的指揮者、ゲルギエフが監督をしてるマリインスキー管弦楽団が拠点とする劇場です。劇場広場という場所にあり、目の前には音楽院、グリンカやリムスキーコルサコフの像があります。

上の写真はマリインスキー劇場のハガキです。

主に、バレエやオペラを公演する劇場ですが、白夜祭になると普通のオーケストラのみのコンサートやゲストを招いて特別なコンサートも行われます。そして、普段は19時くらいからの開演ですが、たくさんコンサートが行われるため、22時から始まったりします。

白夜祭のプログラム
白夜祭のプログラム

白夜になると、マリインスキー劇場の前にテントが張られ、ビールを飲むことができます。ロシアはお酒と言えばウォッカですが、ビールも有名です。特にバルチカというビールが人気で、テントには大きくバルチカの文字が書かれてありました。

白夜の楽しみは音楽祭だけではありません。この時期になると、夜中の運河クルーズを楽しむことができます。

サンクトペテルブルクは運河の街。クルーズは人気があります。特に白夜の時期は気候がいいですし、この時期しかない夜中のクルーズはとても人気があります。夜中のバスツアーなんかもあります。

ずっと明るいので、気づくと夜中だったりすることもあります。体内時計が狂ってしまうこともあり、辛いこともありますが、サンクトペテルブルクの白夜でしか経験できないこともありますし、長い冬のロシアの貴重な夏は嬉しく、いい思い出です。

バイオリン講師 澤井亜衣

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