本場、ロシアンティーの飲み方
日本でロシア料理のお店に行くと、ロシアンティーという飲み物があります。紅茶にジャム(イチゴジャムが多い)が入っていることが多い飲み物です。
ロシア語で紅茶は黒いお茶と書いてчёрный чай(チョールヌィチャイ)と言います。ロシア人はとてもお茶が大好きで、紅茶の他にも、コーヒー、ハーブティー、中国茶などたくさん飲みます。
お砂糖の変わりにハチミツやジャムを使うこともあり、これが日本で飲むロシアンティーのことです。ただ現地では、日本で飲むロシアンティーとは少し違います。日本は最初からジャムがカップの中に入っていますが、ロシアでは小皿に入ったジャムをスプーンで食べながら、紅茶を飲みます。これがロシアでの紅茶の飲み方です。
日常的にロシアンティーは楽しむので、マグカップに紅茶を入れ、小皿に入ったジャムをスプーンで食べながらいただきます。
ロシアのおばあちゃん家に行くと、ダーチャ(別荘)で夏に摘んだイチゴなどの手作りジャムを2種類くらいお皿に入っていたりします。それをのんびりとゆっくりいただきます。お茶の時間が大好きなおばあちゃん。紅茶を飲みながら、たくさんしゃべります。
これはロシアのサンクトペテルブルク製のティーカップです。とても歴史がある陶磁器のメーカーのものです。運河の街なので、サンクトペテルブルクのイメージカラーがブルー。ブルーは好きな色なので気に入っています。
ロシアンティーを久しぶりに飲んでみました。甘酸っぱくて美味しかったです。
バイオリン講師 澤井亜衣