クライスラー「愛の悲しみ」が難しい理由|三拍子と付点リズムを解説
「愛の悲しみ」は、ヴァイオリニスト・作曲家
フリッツ・クライスラーによる名曲で、
「愛の喜び」「美しきロスマリン」と並ぶ三部作のひとつです。
美しい旋律で人気の高い作品ですが、実際には多くの大人の方が
・リズムが安定しない
・揺れすぎてしまう
・テンポが流れてしまう
と悩みやすい曲でもあります。
なぜ「愛の悲しみ」は難しいのか?
この曲の最大の特徴は、「レントラー風」の三拍子です。
レントラーは、アルプス地方の民俗舞踊に由来するリズムで、
ワルツの原型とも言われています。
レッスン現場でも多い「三拍子の壁
実際のレッスンでも、
「三拍子がどうしても不安定になる」
「拍がつかめない」
というご相談を多くいただきます。
これは才能の問題ではなく、
リズム文化の違いによるものです。
正しく練習すれば、必ず改善できます。
副付点リズムが演奏を難しくする理由
「愛の悲しみ」には、副付点音符が多く使われています。
この部分を感覚だけで崩してしまうと、
・音楽が不安定になる
・締まりがなくなる
・説得力が弱くなる
原因になると思います。
おすすめする練習法
① まず楽譜通り正確に弾く
② 拍感を安定させる
③ その後で自然に揺らす
私の先生(アナスタシア先生)は、
「能や日本舞踊は摺り足の動きが多い。だから日本人は三拍子が苦手なのよ」
と話していました。
正直に言うと、私自身もレントラーは本当に難しいと感じています。
✔ 肌で感じたことがない
✔ 文化として馴染みがない
✔ 身体に染みついていない
だからこそ、意識して勉強してきました。
「頑張りました」というのが正直な気持ちです。
演奏動画のご紹介
今回、「愛の悲しみ」の演奏動画をYouTubeに公開しました。
▶︎ 演奏動画はこちら
大人の方でも、必ず上達できます
「難しいから無理」と感じてしまう方も多いですが、
正しい方法で学べば、必ず安定します。
当教室では、
・大人初心者歓迎
・基礎から丁寧に指導
・個別対応レッスン
を大切にしています。
体験レッスンのご案内
「愛の悲しみ」をきちんと弾けるようになりたい方、
基礎から学び直したい方は、ぜひ一度ご相談ください。
バイオリン講師澤井亜衣

