前橋汀子さんのバイオリンリサイタルに行ってきました。
前橋汀子さんのバイオリンリサイタルに行ってきました。

長年にわたり第一線でご活躍されている前橋汀子さん。
サンクトペテルブルク音楽院に留学されていたこともあり、いつかは生の演奏を聴いてみたいとずっと思っていました。
最近は、日本人演奏家でも長年活動を続ける方が増えてきたように感じますが、前橋さんはその中でも特に華があり、凛とした存在感を放つ方。本当に「ソリストとして生まれた方」だなと感じました。
共演者やお客様への感謝の気持ちも、佇まいから自然に伝わってきます。
そして、何より体感のすごさに圧倒されました。特にブラームスのヴァイオリン・ソナタ第3番では、まったくブレることのない軸を感じさせる演奏。
前橋さんは、ペテルブルク音楽院に在籍していた頃に解剖学の授業も受けていたそうです。(私が留学していた頃には、解剖学の授業はありませんでした。)
また、ピラティスも取り入れていると伺ったことがあり、演奏だけでなく、舞台に立つための準備にも、並々ならぬ努力を重ねていらっしゃることを改めて感じました。
小品を多く集めたプログラムも、前橋汀子さんならではの魅力。
すべての作品が、前橋さんにしか表現できない世界観で満たされていました。
私も頑張ろう、という気持ちになりました。
ロビーで販売していたCDも購入しました。サインをもらう時、緊張して手に汗が…
とても素敵なコンサートでした。
バイオリン講師 澤井亜衣


