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メトロノームとは音楽用具で、一定の正しい速度を示すための道具です。

メトロノームは、とても便利な練習アイテムだと思います。
自分の弾いている曲の速さが、一定の速度なのか客観的に確認できるからです。
意外とできているつもりが、メトロノームに合わせて弾くと全然違うことがあります。不思議なもので、逆に難しい箇所の方がテンポが速い事が多いです。おそらく、難しくて弾けないから頑張って速く弾かなきゃ!となって、焦るパターンです。

私は、難しい場所、リズムが不安な場所、速い曲などにメトロノームを使用することが多いです。あとは、アンサンブルをする時。学生時代にアンサンブルの先生から、「メトロノームを使って練習しなさい。」と言われたことの影響もありますが、相手とできるだけ同じテンポ感で演奏することは、本当に難しいと感じるので、やはりメトロノーム練習は必要だと思います。
バイオリンとピアノとメトロノームになった時、本当に自分の中で、ぐちゃぐちゃになります。でも、相手の音をしっかり聴こうと意識は高くなると思います。
メトロノームを使用した練習後は、弾きやすく感じます。

その他にメトロノームを使用するのは、初めての曲でどんなテンポか想像がつかない時に使う事があります。だいたいの楽譜は左の部分にテンポの表記があります。
例えば、下の楽譜はチャイコフスキーのスケルツォなのですが、presto giocoso と書いてあります。giocosoは快活になどの意味を表す音楽用語で、前のprestoが非常に速くという速度表記です。言葉では曖昧なので、そこで、メトロノームを使います。

チャイコフスキースケルツォの楽譜

prestoと書いてある部分に赤い矢印を合わせるとprestoのテンポの音が鳴ります。prestoと書いてある場所がアバウトすぎると思う方もいらっしゃるかと思いますが、prestoの中でもテンポが色々あってここに書いてある数字だったら、どの数字に矢印を合わせてもprestoのテンポになります。

メトロノーム

テンポで曲の感じがかなり変わりますし、弾きやすくなったり、合わせやすくなったりするので、当たり前なことかもしれませんが、音楽の大事なことの一つだと、メトロノームについて書いてて改めて思いました。

バイオリン講師 澤井亜衣

一昨日、新宿のバー、トロイメライでバイオリンを演奏させていただきました。
来てくださったお客様、オーナーのゆりさん、共演者の清水さんありがとうございました。

コンサートの様子

お客様一人一人、作曲家の好みや好きな音楽のジャンルが違っても、音楽がとても好きなお客様達ばかり。真剣に聞いて下さり、いい環境の中で演奏することができました。

今回は、トークを交えてのコンサート。曲の良さをしっかり伝えるためには演奏だけではなく、言葉も時には大事かなと思います。何回やってもトークは慣れない…。でも毎回頑張って自分の言葉で伝えるようにはしています。共演者の清水さんのトーク力と聞き取りやすい声は羨ましい限りです。

コンサート終了後、ゆりさんとお客様から、チキンカレーとノンアルコールカクテルをご馳走になりました。お腹が空き過ぎて食べる前に写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。(夕飯はしっかり食べたのですが)ということで、他のメニューの写真です。

どれも美味しそうです。バーですが、しっかりとご飯も食べられますし、ノンアルコールのメニューも充実しているので、お酒が弱いお客様でも楽しめると思います。私もお酒が弱いので、こういうメニューがあるのは本当に嬉しいです。チキンカレーとても美味しかったです。ゆりさん、ご馳走様でした。

バイオリン講師 澤井亜衣

明後日、新宿にあるバー、トロイメライでバッハの無伴奏バイオリンソナタ1番とカントリーロードを演奏します。

なぜこのプログラムかというと、映画「耳をすませば」で、バイオリン職人を目指す聖司君が、主人公の女の子、雫のためにバッハのソナタとカントリーロードをバイオリンで弾くシーンがあるからです。私はそのシーンを再現したくて、今回この2つの曲を続けて演奏します。

聖治君は、今私達が良く耳にするバイオリンで弾いているのではなく、バロックバイオリンという昔使われていたバイオリンで演奏しています。(今もバロックバイオリンを演奏される方もいらっしゃいますが)

現在のバイオリンとバロックバイオリンの違いは、現在のバイオリンに比べて、バロックバイオリンの方が音を低く設定して演奏するところです。 形や音色も少し違います。バッハの生きていた時代は、バロックバイオリンを使用していたので、映画では、バロックバイオリンを演奏していたのではないかと考えられます。

残念ながら、私はバロックバイオリン弾けないので、忠実に再現できませんが、映画で聴いたことのあるクラシック曲なら、興味を持ってもらえるのではないかなと思います。

明後日のコンサートは、トークを交えながらのコンサートです。マニアックな曲もあるので、簡単なプログラムも作ってみました。お客様に楽しんでいただけるよう、いい雰囲気のコンサートにしたいです。

投げ銭制ですので、クラシックコンサートってどんな感じかな?バイオリンの生演奏を聴いてみたいな。という方にもオススメです。

20:00からスタートですが、コンサートの途中でも入れます。
是非お越し下さい。

バイオリン講師 澤井亜衣

6月4日(火)に新宿にあるバー、トロイメライで、貴志康一(1909~1937)が作曲した「花見」という曲を演奏します。

貴志康一の存在を知ったのは、高校性の頃、バイオリニスト松本克巳さんのリサイタルを聞きに行ったことがきっかけです。
松本さんはその時のプログラムで貴志康一の作品を取り上げていました。

それから、私は作品が好きになり、興味を持ち始め、すぐにCDや楽譜を購入したものの、自分が演奏しはじめるようになったのは、15年以上経ってから…。
…。あっという間に時は過ぎます…。
そして、今回初めて「花見」を演奏します。

「花見」というだけあって、本当に美しく、情緒あふれる曲です。
日本の旋律をバイオリンで奏でるのに違和感を感じさせないどころか、日本の楽器より、バイオリンで演奏する方がより日本っぽさをだせるのでは?と思うくらいです。
ピッツィカート(弦を弾く奏法)が琴や鼓のように聞こえ、フラジオレット(左手を弦に軽く触れて演奏する奏法)は日本の横笛のようにも聞こえるのです。

あえて貴志康一を音楽家と書いたのは、作曲家でバイオリニストで指揮者でもあったからです。その他にも、俳優、映画監督などマルチな活躍をしていました。

貴志康一が生まれ育った兵庫に、彼の資料館があります。
自筆譜や写真、映像などが保管されています。
一度訪れたことがあり、たくさん写真をみせていただきました。
どれも笑顔の写真ばかり。人柄の良さが滲み出ていました。

彼は、日本文化をヨーロッパに広めるために、日本色が濃い曲を作曲していたのだそうです。
評価などを気にせず、自分の思いを貫いた作品は、とても真っ直ぐで、心に響くものがあります。

28歳の若さでこの世を去ったため、作品も少なく、あまり知られていませんが、本当に素晴らしい音楽家だと思います。

まだまだ、貴志康一について書ききれていませんが、まだ演奏していない曲もたくさんあるので、また作品を取り上げる時にでも、書けたらいいなと思います。
この調子だと、いつになるかわかりませんが…。でも演奏したいです。

バイオリン講師 澤井亜衣

昨日は新宿にあるバー、トロイメライで6月4日(火)のコンサートの合わせをしました。
ピアノの清水さんとは、2月に同じくトロイメライのコンサートで共演させていただき、今回は2回目の共演になります。

バー、トロイメライはピアノが設置されており、土曜日は、お客様にピアノを開放しています。
ペンギンが好きなオーナーゆりさんは、歌手でもあるという、音楽好きなお客様にはとても居心地のいいお店です。

バー、トロイメライ。店内にはペンギングッズがたくさんあります。

6月4日(火)に演奏する曲目はこんな感じです。

ラヴェル           亡き王女のためのパヴァーヌ

フロローフ          ブルース形式の小品

貴志康一           花見

L・アンダーソン       プリンク・プレンク・プランク

L・アンダーソン       フィドル・ファドル

バッハ            無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番より Adagio

「耳をすませば」より     カントリーロード

フォーレ           夢のあとに

「ハウルの動く城」より    人生のメリーゴーランド

「ピノキオ」より       星に願いを         

ピアソラ           リベルタンゴ

パッと見てあまり有名でない曲もあると思いますが、どれもいい曲ばかりです。
コンサートでは簡単な曲目解説もあるので、知らない曲も少しは親しみを持って聞くことができるのではないかなと思います。

今回のプログラムの特徴は右手(弓)の色々な技法がたくさん出てくるので、バイオリンの魅力がお伝えできると思います。

合わせをすると、テンポの感覚、曲のイメージなどが共演者と違う意見だったりすることがあります。そういう時、新たな発見があって、ハッとさせられます。
昨日も清水さんと演奏して、そういう風に思うことがありました。
一つ一つの曲の良さが伝わるような演奏ができるように頑張ります。

バイオリン講師 澤井亜衣                        

6月4日(火)20:00~新宿にあるバー、トロイメライにてバイオリンを演奏いたします。お時間がありましたら、是非お越し下さい。
プログラム:フォーレ/夢のあとに、ピアソラ/リベルタンゴ、ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ、他     澤井亜衣

鶴川にあるバー、ロワゾーブルーで私は定期的に演奏しています。
ここのバーは毎週土曜日に生演奏があります。ジャンルは様々です。

私は、クラシックを中心に洋楽、映画音楽など演奏しています。
お客様から直接ご意見やご感想を伺うことができるので、次回の演奏でリクエストいただいた曲を弾いたりすることもあります。

なかなかバーでクラシックを聴けるお店は少ないですし、バイオリンの演奏は意外とないと思います。ドレスではなく、普段の恰好で演奏するので、気軽にクラシックを聴くことができるバーです。初めてバイオリンの生演奏を聴いたというお客様も多いです。

ロワゾーブルーの店内。ロワゾーブルーとはフランス語で青い鳥。
ロワゾーブルーの店内。ロワゾーブルーとはフランス語で青い鳥。

ロワゾーブルーでは演奏中の飲食、会話もOKです!

少しでも生演奏でお客様同士の会話が弾み、食事やお酒が美味しくなれば嬉しいなと思います。

18日(土)のロワゾーブルーの演奏は映画音楽を中心に、バッハの無伴奏ソナタ、パルティータを少し演奏いたします。演奏は20:00~です。

お時間がありましたら是非お越しください。

バイオリン講師 澤井亜衣                  

文章を書くのが苦手な私がブログを書き始めた理由の一つとして、
生徒様とレッスン後に会話をする中で、ロシアでの留学生活が話題になった時、
「先生、ロシア留学の経験をブログに書いたらいかがですか?」と言われたからです。
確かに、私がロシアへ留学したいと思っていた頃(かれこれ15年以上前の話になりますが。)なかなか情報が得られず、苦労した記憶があります。現在はその時に比べたら、情報量は多いと思いますが、語学留学にくらべて音楽留学の情報は少ないと思うので、古い情報でもあった方がいいのでは?と思い書くことにしました。

私が通っていた学校は、ロシアの第2都市サンクトペテルブルグにある音楽院です。
正式名称はロシア国立リムスキー=コルサコフ記念サンクトペテルブルグ音楽院です。
ロシア語だと санкт-петербурская государственная консерватория имени Н.А.Римского-Корсакова と書きます。
私は音楽院の外国人本科というところに在籍していました。本科は5年生で、日本でいうと大学のようなところです。
その他にも様々なコースがあり、本科に入る前にロシア語、実技などの授業が受けられる外国人留学生のための予備科、短期留学されたい方、好きな授業のみ受講できる研究科、大学院がありました。

サンクトペテルブルグ音楽院の写真
サンクトペテルブルグ音楽院

音楽院の前にはマリインスキー劇場、隣にはロシアの作曲家、リムスキー=コルサコフの像とグリンカの像があります。少し歩くと、他にもコンサートホールや音楽院の付属学校もあります。ここは劇場広場という名前が付いていて、学生にとってはとても恵まれた環境にある場所です。
とてもいい場所ですので、もしロシア旅行の際には足を運んでみて下さい。

今月18日(土)に鶴川のロワゾーブルーにて演奏させていただきます。
20:00~、21:00~、22:00~の3ステージになっております。
お時間がありましたら、是非お立ち寄りください。

バイオリン講師 澤井亜衣


はじめまして。大人のバイオリン教室ノータ、バイオリン講師の澤井亜衣です。
バイオリン、音楽全般、ロシアなどについて書いていきたいと思っています。

私はロシア音楽が好きで、ロシアに留学しました。帰国して10年が経とうとしています。5年間のロシアの留学生活もブログに綴っていけたらと思います。

ロシア音楽、と先ほど書きましたが、ロシア人作曲家のクラシック音楽全般が好きです。特にプロコフィエフ。暗いようで明るい、明るいようで暗い、不思議な音の組み合わせが独特で、そして作品の一つ一つに物語性があるような気がします。
ロシア音楽はCM曲として使用されることがよくあります。例えば、ソフトバンクのCM曲はプロコフィエフのバレエ音楽「ロミオとジュリエット」やチャイコフスキーのバレエ音楽「くるみ割り人形」が使用されていました。
JRの奈良のCMもロシア人作曲家ボロディンのオペラ「イーゴリ公」が使用されています。おそらく奈良のCMが始まってからずっとこの曲が使用されていると思います。でもCMが新しくなるたびに、少しずつアレンジや編成が変わっていて、進化してるなあ。と思いながら、いつも楽しみながら見ています。

右がプロコフィエフ。左はロシアの有名なヴァイオリニストオイストラフ。 二人ともチェスが好きだったようです。

近くて遠い国と言われるロシア。たぶん日本にあるロシアを探せていない部分もまだまだたくさんあると思います。

5月18日(土)に鶴川にある、ロワゾーブルーにて演奏させていただきます。
お時間がありましたら、是非お立ち寄りください。

バイオリン講師 澤井亜衣