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5月になると1ヶ月間ロシアの寮ではお湯がでなくなります。

ロシアで生活をしていて、とても不便だったことはこの時期になると寮のお湯が出なくなるということです。お水はでます。

ペテルブルクの街全体でお湯が出なくなるのですが、湯沸器など設備がある家やホテルなどは使用できます。しかし寮にはそういう設備がなく、約1ヶ月間シャワーを浴びる事ができません。

理由は、冬のボイラーが動かないことがないよう点検のためとか、職人さんの夏休みとか聞いたことがありますが、本当はどうなんでしょうか???

このことは、留学する前から知っていましたが、実際に体験すると本当に辛すぎました…

この期間になると1階にあるシャワー室にお湯は出ません。と張り紙がされ、シャワー室のドアの鍵がかかります。これが突然やってくるのです。お湯が出ない期間が書いてあるのですが、いつもその期限より延長されるのは確実でした。シャワーが利用できないまま、夏休みになると日本に帰国していました。

ロシアの5月は日差しも強くて結構暑いので、汗もかきますし、乾燥もしていたり、排気ガスなどで埃っぽいです。しかも6月に試験があるのでナイーブになっている時にシャワーを浴びる事ができないのは、睡眠不足になったりと大変でした。

この期間私はどうしていたかというと、いつもより早く朝6時に起床します。(朝、夜は結構寒いです。なので水で体を洗うのは辛いです。)そして、共同のキッチン(早く起きないとみんなが使うので)でやかんと鍋とフライパンでお湯を沸かします。そして、沸騰したお湯とお水を、バケツとオケとペットボトルの容器で混ぜながらちょうどいい温度にして身体や頭を部屋で洗うのです。この時期はリンスインシャンプーに切り替えることでお湯を節約していました。しっかり洗えないので、髪の毛がかなり抜けました。

この時期、二回ほど友人のアパートでお風呂を借りたことがありました。何と幸せでありがたかったことか!あんなにお湯のありがたみを感じたことはなかったです。

お湯のでない時期は確実に延長されるのですが、もしかしたら!と思い、お湯が出るとされる予定日からは、毎日シャワー室に行って確認していました。でも毎回ドアノブが動かないのでいつも落胆して自分の部屋に戻っていました。期待を持って触っていた、ゴツゴツしていたシャワー室のドアノブ。あのドアノブは鍵がかかっていなくても開けづらかったな。

バイオリン講師 澤井亜衣

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