幸せな気分になるロシアの巨大スーパー

私がロシア留学をしたのが2004年の2月から。ソビエトが崩壊して10年以上経っていましたが、やはり日本のように物が溢れているわけではありませんでした。

さすがに食べ物がないなんてことはありませんでしたが、種類が少なかったり、物が少なくて買えないことはありました。

住んでいた寮の近くのスーパーは小さかったので、必要最低限の物しか置いていませんでした。なので、学校が休みの時にマルシルートカ(乗り合いタクシー)や地下鉄に乗って大きなスーパーに買い出しに行くこともありました。

ここで、実際に利用していた大きなスーパー3つ紹介したいと思います。ある程度の土地が必要なので大きなスーパーは郊外にありました。

1つ目はレンタと言う24時間営業のスーパー。大きさはスーパーのコストコくらいでしょうか。ポイントカードを作るとかなり安く購入することができます。お土産のチョコレートやお酒などもレンタで購入していました。

2つ目のスーパーはオーケーです。23時くらいまでやっています。このスーパーもコストコくらいの大きさで、ポイントカードがあります。果物や乳製品など種類が多いスーパーでした。

3つ目はオーシャン。ここは地下鉄の終点にあり、駅から無料の送迎バスがあります。ここは本当に遠かったです。このスーパーは本当に大きいです。店員さんがローラースケートを履いて移動しているくらいなので。ここも沢山品物がありました。

大きなスーパーに行くと、色々な物や種類があり、本当にテンションが上がっていました。大きなスーパーに行くのは楽しみの一つでもありました。ロシアの大きなスーパーで、初めてナスを見た時は「ナ、ナ、ナスがあるー!!」と心の中で叫んでいました。本当に嬉しかったのです。

ロシア生活5年目には、小さなスーパーでも手に入るようになったナス。私が過ごした2004年〜2009年の間でずいぶんと便利になって、住みやすくなりました。

現在はもっと過ごしやすいのかもしれないです。

バイオリン講師 澤井亜衣