ロシアの黒パン、日本の白パン

突然ですが、私はパンが大好きです。そして、ロシア人もパンが大好きです。でも大好きなパンの色が違うのです。

私は白。

ロシア人達は黒。

ロシア人は黒パン(ライ麦パン)が大好きなのです。

今は黒パンも食べられるようになりましたが、留学した当初は食べられませんでした。パサパサしていてすっぱくて。

ロシアではパンをトーストする習慣がないですし、最初の頃は電化製品を揃えることができず、いつもそのままの冷たいパンを食べていました。

ロシアにも白いパンは一応あります。バトンと呼ばれるフランスパンと食パンの間くらいの食感で見た目はフランスパンみたいな感じです。でも食パンみたいなフワフワのパンが食べたいなとずっと思っていました。

でも慣れてくると美味しく感じてくるものです。黒パンは食べ応えもあるし、味もしっかりしているので、白パンの気分じゃない日もでてくるようになりました。

黒パンはスープと一緒に食べたり、黒パンの上にスモークサーモンをのっけたりして食べると美味しいです。

日本にいるロシア人達は必ず黒パンが食べたい。と言い、黒パンを探してます。でもなかなかロシアで売っているような、黒パンは日本では見つからないようです。私がロシアで日本のような白いパンが見つけられなかったように。

バイオリン講師 澤井亜衣