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ロシア人はお酒好きです。そしてお酒が強いです。
ロシア人宅に呼ばれた時に、食前酒がウォッカでびっくりしたことがあります。
お酒は強くないのでお断りしましたが、、、。
断ってもロシア人は嫌な顔をしませんし、ノンアルコールをくれるので安心して断って大丈夫です。
ロシアは寒い国なのでお酒を飲むとあったまるからでしょうか。本当によく飲みます。
昼間でもお酒を飲んでる人多いです。スーツのポケットにアルコールが入っている音楽院の先生もいました。(いいのかな?)

ロシアと言えばウォッカみたいなイメージがあるかもしれませんが、実際は色々な種類のお酒を飲む人が多いです。

もちろんウォッカの種類は多いです!スーパーに行くと沢山の種類があってどれがいいのか悩んでしまいます。
綺麗な瓶に入っていますし、値段も手ごろでお土産にいいと思います。私はサンクトペテルブルグに住んでいたので、ピョートル大帝の名前がついていたウォッカをお土産に購入していました。瓶もとてもおしゃれ。摺りガラスみたいな感じになっていてペテルブルグの街並みが描かれていました。


ロシア人はワインも好きです。ジョージアが近いのでジョージア料理のお店に行くと、ジョージア産のワインを飲むことができます。最近はロシアも健康志向が強くなっているので、赤ワインは人気があります。紙パックの物もあり、安く手に入ります。

あとはビールを意外と飲むんです!2ℓのペットボトルでも売られていたり、夏になると道で生ビールが売られていたり。缶ビールのサイズもたくさんあります。ペテルブルグにもビール会社があり、ネフスキーというビールが売っていました。ビールのイラストがペテルブルグの橋でした。CMもやっていました。片手にビール持っている人、街中で結構見かけます。

さて、ここからは日本でも飲めるロシアのお酒の紹介です。
ロシア料理店などに行くと、ロシアのお酒を飲むことができます。

ウォッカ 

・スタンダード ロシアの中では割と値段が高めのウォッカ。美味しいみたいです。お土産におススメです。

・フラグマン どこでもロシアで手に入りやすく、飲みやすく美味しいようです。スタンダードの半分以下の値段で買えます。

ビール

・バルチカ 一番飲まれているビールだと思います。サンクトペテルブルグに本社があります。何種類かあって、ビールに番号がついています。数字が高くなるほどアルコール度数も高くなります。ちなみにノンアルコールだと0と書かれています。3が定番です。

その他

・ペルツォフカ ウクライナのお酒です。旧ソ連時代からあるお酒で人気なので紹介することにしました。唐辛子の入った度数の高いお酒です。とても有名らしくどこでも売っています。琥珀色でハチミツ入り。この会社から同じシリーズの果実のお酒もありますが、日本では見たことがないです。

是非、試してみて下さい。

バイオリン講師 澤井亜衣

生徒さんが、今日はいつも練習している曲ではなく、葉加瀬太郎さんのエトピリカをレッスンしたいということで理由を聞くと、バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ」でミヤゾンさんが「エトピリカ」を3ヶ月間練習し、演奏されたとのこと。
私もレッスン後、番組を見ましたが、本当に3ヶ月とは思えない演奏と真剣な姿に感動しました。

「エトピリカ」は海鳥のことらしく、ドキュメンタリー番組「情熱大陸」のエンディングテーマです。
葉加瀬太郎さんというと情熱大陸の方が有名ですが、こちらも人気曲でコンサートや結婚式などでよく演奏します。

ミヤゾンさんは最初から演奏の姿勢もよく、音もしっかり出ていてびっくりしました。番組でも先生が言っていたように、エトピリカは初心者では難しい曲です。でも、演奏されているのをみて、すごい練習をされたのだと思いました。

エトピリカはバイオリンを演奏している人達にとってはかなり有名な曲なので、色々なアレンジをされた楽譜が出版されています。ミヤゾンさんが演奏した楽譜はどんな楽譜かわかりませんでしたが、エトピリカの演奏のポイントについて書いていきます。

まず、とてものびのびとした曲なので、弓をたくさん使って演奏した方が綺麗な音が出ると思います。
それから、ミヤゾンさんの楽譜にはピッツィカートという弦を弾く奏法が記載されているようですが、(私の持っているのにはないです。)右手の弾く人差し指は爪に近い場所より、指のお腹で弾いた方が響きます。ピッツィカートは弓で演奏する時に比べて音が小さくなるので、思っているより大きめに演奏した方がいいと思います。ピッツィカート後のピアノとのやり取りの部分はリズムが面白いので、わかるようにハッキリ演奏するといいと思います。

私もミヤゾンさんの演奏を聴いて弾いてみたくなり、久しぶりに演奏してみました。

ミヤゾンさんが本番で一番困っていたことが、左手が震えてしまって、弓が震え、音にも影響が出てしまったことでした。私も経験があるので、とてもよくわかります。あのシーンを見ていた時は私も手に汗をかいてしましました!
おそらく、バイオリンを人前で演奏したことのある人はこういう経験がある方が多いと思います。世界的なバイオリニストでさえこのような経験があったと話している方も少なくありません。

対処法としてはいくつかあると思いますが、私は本番の一日くらい前からカフェインの摂取を控えます。
弓が震えることに関してアドバイスしている本があるので、こちらを紹介したいと思います。
カトー・ハヴァシュさんの本です。

ハヴァシュ・バイオリン奏法 ―― 力みをとり、あがりを克服するアプローチ対処法

https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%AC-%E3%82%AB%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%B7%E3%83%A5/s?rh=n%3A465392%2Cp_27%3A%E3%82%AB%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%B7%E3%83%A5

練習方法なども載ってます。

芸術の秋、参考にしてもらえれば嬉しいです。

ミヤゾンさん演奏収録後、控室でバイオリンを弾いていましたが弓が震えていませんでした。
私もこういう経験は何度もありました。何でさっき弾けなかったの!?と辛くて悔しい思いをするのです。

ミヤゾンさんの演奏こちらで聴けます。素敵な演奏でした。

https://tver.jp/variety

バイオリン講師 澤井亜衣