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バイオリンを題材とした映画は結構あります。今回は映画「ラヴェンダーの咲く庭で」のメイン・テーマを載せてみました。ヘスが作曲しています。

映画「ラベンダーの咲く庭で」はイギリス映画です。切ない恋物語なのですが、その中で出てくる重要な役の男性がバイオリンが弾ける役で、この曲を演奏しています。ラベンダーの咲く庭で演奏するシーンはとても穏やかで和みます。

ラベンダー咲く庭での楽譜
ラヴェンダーの咲く庭での楽譜

この曲は、映画のオリジナル曲です。もう一つ「バイオリンと管弦楽の為のファンタジー」という曲も映画の中で演奏されます。こちらもヘスが作曲しています。重厚感があり、とても素敵な曲です。

バイオリンを映画の中で演奏しているのは、イケメンバイオリニストで知られているジョシュア・ベル。巨匠ヨーゼフ・ギンゴールドの教えを受け、14歳でデビューしています。映画「レッド・バイオリン」のバイオリンも彼が演奏しています。

他にも、ニコラ・ベネデッティなどが録音し、映画「シンドラーのリスト」のようにコンサートでも弾かれるようになってきました。

映画音楽は物語に合う曲として作曲されているので、とても聞きやすくわかりやしすいですし、感情がこもっていてとても好きです。

コルンゴルト(クラシック音楽作曲家でもあり映画音楽作曲家)は「映画音楽は言葉のないオペラである」と語っています。本当にそうだなあと思います。

今回もピアノ伴奏も私です。

爽やかな曲だと思います。ラヴェンダーの咲く季節です。

バイオリン講師 澤井亜衣

ガボットとはフランスのダンスのことを意味します。バロック時代の作曲家、バッハ作曲のガボットは有名ですが、ヘンデル作曲やゴセック作曲など、色々なガボットが存在します。

学生時代、バロックダンスの特別講義があり、実際にガボットを一回だけ踊ったことがあります。バロック時代、宮廷で踊られていたガボットですが、実際写真の絵のようにウエストにはコルセットが巻かれ、扇子を持ちながらだったので、ダンスはそんなに動くことなく軽めに腕を動かしたり、軽く跳ねたりする程度のものだったらしいです。

ガボットはワルツとは違い3拍子ではなく、2分の2拍子か4分の4拍子です。

絵本「シンデレラ」から。この絵は繊細でとても好きです。こんな感じだったのでしょうか。

今回はバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ3番からロンド風ガボットを弾いてみました。

何回弾いても難しいです。先月この曲を演奏する予定でしたが、コロナウイルスの為キャンセルになってしまいました。機会をつくって弾きたいです。とりあえず体調管理をしっかりします!

バイオリン講師 澤井亜衣

最近練習しているのが、バッハの無伴奏バイオリンのためのパルティータ3番のロンド風ガボットです。この曲は明るい曲なので弾いていると前向きな気分になれます。

今回はロンド風ガボットを音源付きで解説していきたいと思います。

バッハはバロック時代の作曲家でドイツ生まれ。ドイツ語で小さい川という意味があるバッハ(日本だと小川さんです)はこの曲を35歳に作曲。とても気に入っていたようです。

題名のロンド風のロンドとは形式の種類のこと。一つの大事なテーマをAとすると、その後に違うメロディがきて、またAがでてきて、また違うメロディで、またAが出てくるという形式です。

ロンド風ガボットでAにあたるテーマがこちらです。

二本の弦を同時にならして弾いています。このテーマAが曲の中で5回出てきます。

1回目と5回目は最初と最後に出てきます。

私は4回目に出てくるテーマがとても興味深いと思います。4回目のテーマを弾いてみます。

最初の音が少し違うのです。4回目以外はミとシの2つ、4回目だけはソシミで3つの音が書かれているのです。

バッハのロンド風ガボット
1,2,3,5回目のテーマAの最初の音
バッハのロンド風ガボット
4回目のテーマAの最初の音

なぜなのか?その前のメロディが他の場所に比べて暗い音楽なので、バッハは盛り上げる為に3つの音にしたかった(しっかりとテーマをホ長調【この曲の調です】だと示したかった。その前が嬰へ短調なので)のかなと思いました。私の解釈なので、色んな意見があると思いますが。

色々考えてしまうバッハの無伴奏バイオリンのためのパルティータ。今も頭の中でバッハのガボットが流れています。

次回はガボットの説明と、ロンド風ガボットを全部演奏して載せてみたいと思います。

バイオリン講師 澤井亜衣

バイオリンに関する映画で、「耳をすませば」という映画があります。映画の中では、聖司君という男の子がバイオリン職人を目指しています。今回は映画の主題歌カントリーロードをバイオリン二重奏で弾いて載せました。

今までのブログは、バイオリン独奏や、ピアノとバイオリンの編成が多かったですが、2つのバイオリンで演奏する編成もたまにあります。同じ楽器で弾き合うのは、なかなかいいものです。

二重奏の有名な曲として、バッハの「二つのバイオリンのためのコンチェルト」という曲があります。おそらく二重奏の中で1番演奏される曲だと思います。

今回、「カントリーロード」はバイオリンの下のパートを録音し、それに合わせて上のパートを弾いてみました。

映画の話に戻りますが、聖司君はバイオリン職人になるために、イタリアのクレモナに行きます。実際にクレモナには、バイオリンの製作学校があります。名器のストラディバリウスもクレモナで製作されたので、バイオリンの聖地です。

聖司君のようにバイオリン職人を目指す人はイタリアに留学することが多いです。でも、バイオリンの演奏を勉強する人は、イタリアにも有名は音楽院はあるのですが、ウィーンに行く人が多い気がします。音楽の都ですし。

そういえば、ロシアでお世話になっていた、バイオリン職人さんは、「千と千尋の神隠し」に出てくる窯爺みたいな人でした。情のある職人さんでした。

バイオリン講師 澤井亜衣

アヴェマリアとは、マリア様を賛美する声楽曲を意味します。いろんな作曲家が作っており、中でも三大アヴェマリアと言われる、グノー、カッチーニ、シューベルトは有名です。

今回はグノーのアヴェマリアを弾いて載せることにしました。私が初めてアヴェマリアを弾いたのがこのグノーでした。以前載せたカッチーニのアヴェマリアに比べて、さらっとしていて、伴奏も穏やかで光が差し込むような感じの曲に聞こえます。

グノーはフランスの作曲家で、代表作はゲーテのファウストに基づくオペラ「ファウスト」です。作曲家ヴィニアフスキーがこのオペラをバイオリンのために編曲した「ファウストファンタジー」という曲があるのですが、とても難しいです。

グノーは「アヴェマリア」の伴奏にバッハの楽譜を使用しています。のちに有名な作品となり、色々な楽器で演奏されています。

今回は私が弾いたピアノ伴奏とバイオリンで載せました。

ラファエロ

アヴェマリアのイメージが私にはこんな感じだったので、この絵を載せてみました。ラファエロの作品です。マリア様の顔がとても穏やかです。

バイオリン講師 澤井亜衣

カッチーニのアベマリアはシューベルト、グノーに並ぶ3大アベマリアの一つです。アヴェマリアとはマリアを賛美する曲です。

前にもブログに綴りましたが、本当はカッチーニではなく、作曲したのはヴァヴィロフというロシア人作曲家がカッチーニの様な作風で作曲しました。

ずっしりと重くのしかかるこの音楽はロシア音楽らしく、ズーンと心に入っていきます。

下の写真はラフマニノフの故郷ノブゴラドで購入したイコンです。ノブゴラドは歴史があり、ノブゴラドで観たイコンもかなり古い時代の物で、とても歴史が感じられました。

ロシア人のほとんどはロシア正教の信者です。ロシア正教会にはキリスト像ではなく、イコンが飾られています。ヴァヴィロフも信者だったかもしれません。

イコン

今回はカッチーニのアヴェマリアをバイオリンとピアノ伴奏で演奏してみました。相変わらずピアノ伴奏はダッタン人の踊りの時のように、私が弾いて録音したものです。

アヴェマリアについて以前に書いたブログです。もし良かったらこちらもご覧下さい。

https://nota-violin-lesson.com/blog/?p=575

バイオリン講師 澤井亜衣

伴奏CDとバイオリンで美女と野獣を弾いて載せてみました。この曲は本当によく演奏している曲で、人気も高いですし、バイオリンにも合い、そして習う方にとっても休符をしっかり休む練習としていい曲です。生徒さんと一緒にレッスンでピアノの伴奏をしています。

前にパートオブユアワールドを載せましたが、同じくメンケンの作曲です。
ディズニープリンセスの中で、この曲が一番バイオリン向きかな。と思います。

この曲の聴きどころは、途中で転調するところです。転調とは、基となる調(キー)が曲の途中で変わることです。

美女と野獣では、転調した後、少し音が高くなって演奏されます。

映画の中でも勿論転調されています。この曲は美女と野獣が躍るシーンで使用されるのですが、美女と野獣が躍っている映像からお城の天井の絵の天使に切り替わります。そこで転調するのです。この映像と音楽が合わさる瞬間はとても世界が広がる感覚になり盛り上がります。

この演奏では2回転調しているのですが、1回目の転調(天使の絵の場面)は、1分10秒あたり、2回目は1分32秒くらいのところです。是非、そこの部分を聴いてみて下さい。

バイオリン講師 澤井亜衣

ディズニー映画の「リトル・マーメイド」のパート・オブ・ユア・ワールドは人魚姫のアリエルが歌う曲です。

人魚姫をもとにしたお話ですが、アリエルが歌が上手だったり、カニのセバスチャンが宮廷音楽家という設定なので、いい曲がたくさんあります。

今回はアリエルが歌う「パート・オブ・ユア・ワールド」をピアノ伴奏CDで演奏してみました。最初のピアノ伴奏の和音が海の波のようなやわらかさが感じられ、伴奏も気に入っています。もちろん、意志の強さが感じられる旋律も気に入っています。この曲はディズニー映画「アナと雪の女王」のレット・イット・ゴーを作曲したメンケンが作りました。

この映画に出てくるカニの名前がセバスチャンなのですが、クラシック作曲家のバッハがヨハン・セバスチャン・バッハというので、バッハから名前を付けたのかな?と思っていたのですが、どうやらそうみたいです。

ヨハン・セバスティアン・バッハ

バイオリン講師 澤井亜衣

私がボロディン作曲のダッタン人の踊りを知ったのはあるCMです。

それは、日清のカップヌードルの欧風チーズカレー味のCMです。チーズ星人がチーチー歌うというものです。こんな感じです。

森の中で歌うチーズ星人。

チーチー歌うチーズ星人も強烈な印象でしたが、曲の名前を知らなくても、キレイな曲なので、チーチー口ずさんでいました。

後にロシア人作曲家のボロディンが作曲したオペラ「イーゴリ公」のダッタン人の踊りだということがわかりました。このオペラは12世紀末の叙事詩を基にしたものです。イーゴリ公が敵の捕虜となるのですが、後に客人として扱われることになり、イーゴリ公に楽しんでもらうため歌われるのがダッタン人の踊りです。

ロシアのオペラの特徴は上演時間が長いことです。イーゴリ公も約3時間半。ロシア語でもあり、出演者も多いので日本で上演されることは少ないです。しかし、ダッタン人の踊りはとても有名でオーケストラの編成などで演奏されます。

ロシアで上演されたイーゴリ公を観たのですが、衣装も豪華で、バレエや合唱などの大人数でのオペラは大迫力でした。このオペラが観れたことはとても貴重な経験になりました。

マリインスキー劇場のイーゴリ公

作曲家ボロディンは、ペテルブルクで生活をしていました。医者でもあるボロディン(二足のわらじの作曲家は結構います)は休日しか作曲できず、作品は少ないです。何とも言えない独特な重なる音の響きはヨーロッパとは違い、親近感を感じることさえあります。これがロシアっぽい感じです。説明が難しいのですが、いい意味で素朴で洗練されていなくて、感情が剥き出しの状態だと勝手に思っています。

今回はダッタン人の踊りを私がピアノ伴奏弾いて録音し、それに合わせてバイオリンで弾いてみました。この曲へ思い入れが強すぎて、できるだけオリジナルに近く弾きたいと思い、アレンジしてみました。

少し野性的で、田舎っぽくて、民族っぽい音楽が、森の中で歌うのチーズ星人にピッタリです!

バイオリン講師 澤井亜衣

三年くらい前に京都の鞍馬を訪れた時の桜の写真です。

京都 鞍馬の桜
京都 鞍馬の桜

誰もいなくて、静かで、タイムスリップしたかのような本当に美しい景色でした。

京都 鞍馬の桜
京都 鞍馬の桜

今回はさくらさくらをアレンジして(自己流ですが)バイオリン独奏(その方が何となく曲に合うと思ったので)で弾いてみることにしました。

1番最初はピッツィカートと言って弦をはじく奏法です。琴っぽい感じにしたかったので、はじいてみました。

意外と日本の曲バイオリンで弾くとキレイだと思います。赤トンボとか荒城の月とかゆったりとした曲がバイオリンの音色に向いている気がします。

せっかく日本人ですし、こういう曲もバイオリンで演奏していきたいです。

バイオリン講師 澤井亜衣