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昨年12月に発表会の講師演奏でバッハの無伴奏バイオリンのための3番のプレリュードを演奏しました。

色々思うことがあり、ずっと弾き続けて4月になってしまいました。体力と集中力、最初から最後までできる限り同じレベルで弾けること。意外と難しいです。特にバッハは集中力と根気が大切な気がします。プレリュードはほぼ16分音符でかかれており、間違えたら持ちこたえるのが本当に大変です。間違えなきゃいいのですが。

飽きてはいないので、弾き続けてもいいのですが、色々思っていると、エンドレスになりそうなので、録画して一旦終了。年齢とともにテンポや弾き方、スラーの掛け方も変わっているところが不思議です。

バッハは本当に難しいけど、おもしろい。生徒さんもよく弾いていますが、教えていて、まだまだ「そうだったんだ!」と思うことがあります。ずっとこんな感じに思う曲なんだと思います。

友人から教えてもらって、久々にバッハのCDを購入しました。演奏者はニコライロザコヴィッチ君。現在、若干19歳のバイオリニストです。

ダニエルロザコヴィッチのCD
ダニエルロザコヴィッチのCD

知的な演奏で10代とは思えない。解説もニコライ君のバッハに対する思いが書かれており、大人だなあと思いました。精神年齢何歳なんだろう。演奏を聴いていると、私は何故か将棋士の藤井君を思い浮かべてしまいます。年齢が近いし、聡明な演奏だからなのか分かりませんが、いずれにせよ満足なCDで購入してモチベーションが上がりました。

明日から他のバッハ無伴奏を練習することにします。

バイオリン講師 澤井亜衣

新しいバイオリン教本2巻を勉強している時にノクターンを練習していたはずなのですが、あまり記憶にないです。でも、鉛筆でしっかりと先生の注意が書かれているので、やっているのですが、、、。

でも不思議なもので、生徒さん達のノクターンのレッスンをしていると過去の記憶がよみがえります。ただ楽譜をみたり、音楽を聴いたりするだけでは記憶は思い出せず、生徒さん達と一緒にノクターンについて語ったり、自身が演奏することによって思い出します。ノクターンに限らず、他の曲もです。音楽を演奏するって記憶を呼び起こすこともできるのかと、何回も弾く曲については感じているところです。

それで勉強しているときに思っていたことを思い出したのですが、メンデルスゾーンさんには申し訳ないのですが、ノクターンのメロディがわかりづらいということ。もともとバイオリン曲ではなく、「真夏の世の夢」というシェイクスピアの戯曲をもとにした劇付随音楽です。ノクターンの部分は管楽器がメロディーを演奏しています。ゆっくりな曲だと初心者はとても弾きづらく、何を弾いているのかが自分自身でわからりづらいです。私もそんな風に思っていたことを思い出しました。そしたら、生徒さんからも、この曲わかりづらいという声がありました。やはり思うことは皆同じなんだなと思いました。わかりづらいので、音源を載せてみることにしました。中々、教本の音源はないので、少ない音源の1つとして参考にしていただけると幸いです。

私が思う良い演奏家は、お客さんがこの曲いい曲だなと思うような演奏をしている人だと思います。それから、演奏会を聴いている時に、この時間が終わってほしくないなと思うような演奏をする人。色々な考え方がありますし、私も考えが今後変わるかもしれませんが、これが今の考え方です。

バイオリン講師 澤井亜衣

半沢直樹のテーマを載せたいと思います。

半沢直樹のテーマを作曲した服部隆之さんは大河ドラマの真田丸も作曲しています。どちらも主演は堺雅人さんでした。真田丸の曲はバイオリンがメインでしたのでバイオリニスト三浦文彰さんが演奏されていました。ちなみに服部隆之さんのお嬢さんも有名なバイオリニストで服部百音さんです。

服部隆之さんの作品は迫力があり、勇ましいです。

半沢直樹のテーマはオリジナルは、バイオリンではありませんが、バイオリンソロで録音しました。意外とバイオリンソロでも迫力が出る?ような気がします。ドラマだと最後までじっくり聴くことはないので、こんな曲だったんだなと弾いて思いました。CM曲やドラマ、映画音楽の曲は全体を聴くことがないので、楽譜を見て全部を知ることが多いです。1番低い弦G線で弾き始めるのですが、深みがしっかりでる弦なので、感情が出しやすいと思います。この曲の場合、怒りなのでしょうか。この曲弾く時、結構険しい顔になっていました。笑顔でこの曲弾けるのかな?曲調と表情は基本演奏する時同じような感じになってます。

バイオリン講師 澤井亜衣

ロシアにはロシアの教材があります。驚いたことは、バイオリンの導入の教材がたくさんあること。どれも楽しそうで、こんな教材だったら小さい頃ちゃんとやったのに。というものばかりでした。本当によくできているし、数もたくさんあるから、選ぶことができます。

私は4年生の時に教授法という授業を受けていました。教授法の授業は弦楽器の学生だけで受けるので、先生はバイオリンを普段から教えているヤクボスカヤ先生。小さい子供達をたくさん教えている先生でした。教授法では、生徒との接し方、教材の事、教え方などを学びます。実際に先生のレッスン風景を見学することもありました。

先生は楽譜を出版しており、その楽譜をたまに授業で使用していました。自分が作曲したオリジナルものからロシア民謡、クラシックなどなど。とてもわかりやすい教材なので私も購入しました。

とても熱心な先生で、楽譜を留学生達に持ち帰って母国語に訳して出版してもいいといってくださったことを今でも覚えています。

ロシアのバイオリンの楽譜
ヤクボフスカヤ先生の楽譜
ロシアのバイオリンの楽譜

この教材も含めて、ロシアの音楽教育で素晴らしいことは大人の世界(嘘っぽくなりますが、本物の世界)が子供の頃から、初めて楽器を触れた時でもプロっぽい体験(また嘘くさい感じですが)できると思います。

例えば、今回音源にした楽譜は秋の雨という曲はイタリア語ではないものの、どのように弾いて欲しいか、生徒が弾く初めての楽譜でも、ちゃんと表記があり、親しみやすいようにオノマトペまで書いてあり(ロシアの雨の音は、カプ、カプ кап кап)ピアノ伴奏までちゃんとある。

でも!!!!

バイオリンはレの音だけ。0の指で弾けるので、指で押さえることなく簡単ですが、ただ一人でレの音を弾いているだけでは何が何だかよくわからないし、つまらない。レの音だけでは音楽に聴こえないかもしれない。ピアノ伴奏のハーモニーにより、あたかもバイオリニストになったかのような、上手に弾けているような気分に小さい子ならなるはず。そんな体験ができる楽譜があることに衝撃を受けました。

その秋の雨という曲がこちら。

雨なので、子供達でもわかりやすい。そして言葉を通して音楽に繋げていくのが素晴らしいと思います。

先生は色々なアドバイスも下さり、日本の教育の話なども興味を示してくれて、とても優しい素敵な先生でした。

バイオリン講師 澤井亜衣

今年はフランス音楽を個人的によく練習していました。代表的なフランスの作曲家といえば、サンサーンス、ドビュッシー、ラヴェル、あたりでしょうか。今年はいつもの年より、ピアノを弾いていたこともあり、フランス音楽がいいなあと思った1年でした。フランス音楽の何がいいのかというと、色んな音が混じることによって聴こえる響きです。メロディー担当のバイオリンに比べてピアノは同時にいくつもの音が出せるので絶妙な音の重ね方がしっかり感じとることができて、フランス音楽にはいいなあと。パレットに色んな色の絵の具とたくさんの水を入れて混ぜ合わせたような感覚とたくさんの音色が似ていて、とても色彩豊かなのです。メロディーだけきいているより、いくつもの音が重なった方ががフランス音楽の魅力が伝わると思います。

フランスの作曲家の1人、プーランクはバイオリンが嫌いでバイオリン曲は本当に少ないです。でも、ジネットヌヴーのために作曲されたバイオリンソナタがあります。荒井先生に「澤井さんはプーランクのソナタが合いそう」と言われてプーランクのバイオリンソナタを弾いたのですが、バイオリンが嫌いな作曲家とは思えなかったです。ヌヴーの力なのかもしれないです。音楽は人の影響力によって動かされると思います。しかし皮肉にも辛い出来事(政治、戦争、死)で音楽が生まれるのも事実です。色々プーランクの作品を聴いているうちに、バイオリンに合いそうな声楽曲を知り、楽譜を購入。「偽りの婚約」という声楽曲の花という曲です。今回はそれを録音して載せました。ピアノも私です。

プーランク楽譜 偽りの婚約 花
ルノワールの花の絵とプーランクの楽譜

この歌曲の詩はヴィルモランという女性が描いたもので、とても魅力的だったとか。幻想的な作風でこのメロディーとも合っています。

バイオリン講師 澤井亜衣

今年は鬼滅の刃が流行り、生徒様にも教え、自分でも演奏する機会があり、そして既に何回もブログに紅蓮華をアップしているのですが、ピアノとバイオリンバージョンを載せることにしました。おそらくこれで紅蓮華についてブログに書くのは最後だと思います。しつこく載せてました。もしよかったら以前のブログもご覧ください。

鬼滅の刃の「紅蓮華」をバイオリンで弾いて載せました!

作品を知る前と知った後では弾き方は変わるのか?鬼滅の刃の紅蓮華を載せました。

この前のクリスマスコンサートの時の動画を少し載せます。

音源は動画と同じものですがフルバージョンです。

やっぱりピアノと合わせると迫力が違います!

バイオリン講師 澤井亜衣

本番に向けて双子連弾デュオジュメルのちひろさんと合わせをするため、ご自宅に伺いました。

最近は自分が弾いたピアノの音源かピアノ伴奏CDでしか合わせていなかったので、人の気配があることが嬉しく、そして本当に楽しくて興奮気味でした。

鬼滅の刃の紅蓮華をずっと1人で弾いていたので、2人で弾くと力強くて、ピアノが頼もしかったです!アレンジ得意なちひろさんが最初を鬼滅の刃の映画の主題歌の炎を弾いてくれて、それから紅蓮華になるように演奏しました。最後が2人でしっかり盛り上がるように考えたりもしました。こういうことは1人じゃできない作業なので、久しぶりにできてテンションが高かったです!

少しだけ合わせた紅蓮華を載せてみます。

鬼滅の刃の紅蓮華のサビの部分です。

ちひろさんが飼っているウーパールーパーのミアちゃんと、うさぎのジュディにも癒されました。

ウーパールーパー
ウーパールーパーのミアちゃん

どれだけ私が興奮していたのかというと、帰りの電車は反対方面に乗ってしまい、また途中駅で特急にも乗り忘れてしまいました。

いい意味で落ち着くまで時間がかかったピアノとの合わせでした。ちひろさんありがとう。

バイオリン講師 澤井亜衣

街中で、クリスマスソングがかかっている季節になりました。この時期になると、生徒様がクリスマスソングをレッスンで練習しています。音楽を通して四季や行事を感じることができる仕事は楽しいです。

今回はホワイトクリスマスをバイオリンで弾いてみようと思います。

10年くらい前まではバイオリン譜面のクリスマスソングが少なくてパーティーやレッスンで弾く楽譜はピアノ譜を使用したりと苦労しました。最近はだいぶ増えてきているようです。

ホワイトクリスマスは1940年代にクロスビーが歌ったものが有名です。クリスマスソングの中でバイオリンにしっくりくるかなと思っています。

この曲には心に残るエピソードがあります。以前クリスマスの時期にホテルでクリスマスコンサートを開き、ホワイトクリスマスを演奏した時のこと。1列目に若いカップルがいてホワイトクリスマスを弾き出したら、彼女が彼の肩にコテっと頭をつけたのです。弾き終わると、彼女は頭上げて元の姿勢に戻りました。またアンコールでホワイトクリスマスを弾くことになったのですが、また彼女が彼の肩にコテっと頭をつけたのです。

音楽の力ってすごいなと思いました。

それでは音楽の力を感じた雰囲気のある、ホワイトクリスマスをお聴き下さい。

バイオリン講師 澤井亜衣

前に生徒様で鬼滅の刃が好きな方が、紅蓮華をレッスンで取り上げていたので、ブログに紅蓮華を弾いて載せました。

その時は、少しだけあらすじを知っていただけで録音したのですが、地上波で放送されたので、鬼滅の刃を見てから、また改めて音源をアップすることにしました。

それから前回の音源と今回の音源でもう一つ違うものがあります。それは調性です。調性とは基になっている音のことです。

前回の録音はニ長調でバイオリンでは弾きやすい調です。今回はト長調。オリジナルもこのト長調になっています。ト長調の方が音が全体的に高いです。それから何となくですが、こっちの方が爽やかな感じ?清々しい感じ?が私にはしました。調性によって同じ曲でも雰囲気が少し変わって聴こえると思います。

この前ブログにアップした音源がこちら。ニ長調です。

そして一応ストーリーを知って演奏したト長調の紅蓮華がこちら。

演奏する時は、作曲家の事やその時代、その時の作曲された時の出来事など調べて演奏してます。ちょっと前回の鬼滅の刃は物語を知らないで載せてしまいましたが。演奏する時のヒントになりますし、調べるのは面白い作業です。

それにしても炭治郎は性格が良すぎるなと。悪役の鬼に対しても、「申し訳ないけど、気持ち悪い」っていうセリフがあってすごいなと。甥っ子は非科学的と言ってたけど、ああいう日本でしかできないようなストーリー面白いと思います。物語は大正時代のようですが、私の楽器も大正時代なので、うまくそんな雰囲気が出せてたらいいなと思います。

ブログ書き終わったら、写真のコロロ食べます。

鬼滅の刃のバイオリン楽譜とコロロ

バイオリン講師 澤井亜衣

葉加瀬太郎さんの情熱大陸はどこで弾いても必ず盛り上がるので、何回も演奏しています。

情熱大陸はドキュメンタリー番組「情熱大陸」のメインテーマで、葉加瀬太郎さんがゲストの際に作曲されたのだとか。今では葉加瀬太郎さんの中で1番有名な曲だと思います。

情熱大陸のエンディング曲も葉加瀬太郎さんが作曲した「エトピリカ」です。

葉加瀬太郎さんのあのパーマは天然ではなく、4時間かけて、あの髪型にすると記事を読んだことがあります。あの髪型は美容師さんにとっては難しいそうです。かなり葉加瀬太郎さん、髪型にこだわりがありそうです。

今回は情熱大陸を伴奏CDと一緒にバイオリンで演奏してみました。

本番で演奏した後はカッコよかった!と言っていただけることがあります。カッコいい曲ですから、そういう風に言っていただけるのは嬉しいです!

いつかの本番で情熱大陸を弾いた後、小学校2年生の女の子からこんな一言。

「先生、人が変わっちゃったみたい」

「…」

これも褒め言葉だと受け止めて日々練習に励んでいます。

バイオリン講師 澤井亜衣