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先日、大人のバイオリン教室ノータの発表会を開催しました。

発表会プログラム

発表会ではありますが、プログラムはコンサートとしています。あんまり発表会という言葉が好きではないのと、やっぱり皆さんに楽しんで聴いてもらったり、コンサートということで気持ちを高めてもらいたいという気持ちも込めて、毎回コンサートと言ってます。(生徒さん達には言ってないので、全く伝わっていませんが、勝手な私のこだわりです。)

師事した荒井先生も発表会という言葉は好きじゃないと仰っていました。なので私も荒井門下発表会に出たときは、先生のカルテットにちなんでアンモルゴーアコンサートというネーミングでした。(ユーモアのある方なのです)こういうお考えの先生、結構いらっしゃるのではないでしょうか?

コロナ禍ではありましたが、希望者全員が発表会に参加できたことが何よりでした。

発表会を開催するのは色々大変ですが、終わるとやって良かった!という気持ちになります。生徒さんたちのモチベーションにも繋がりますし、発表会に参加すると必ず誰でも上達するからです。
今回もやって良かった!と思いました。色々今回もハプニングはありましたが、あたたかく生徒さん達が見守ってくださいました。本当にありがとうございます。

ファツィオリのピアノ
ファツィオリのピアノ。
会場によっては珍しいピアノと合わせられるのも楽しみの一つ。

お子様も参加しましたが、8割くらいが成人です。
発表会の8割が大人というのは珍しいかもしれないですが、大人のバイオリン教室なので大人がメインでした。
中々、生徒さん達の演奏を聴く機会がないので、皆さん演奏前後、熱心に聴いていました。
向上心、やる気、音楽好きの方達のパワーは凄まじく、集結すると本当に濃かったです。
とても内容のある発表会となり、私も刺激を受けました。

発表会は、普段のレッスンでは経験できない緊張感や非日常的な事(例えば、ドレスアップしたり、プロの方に写真を撮ってもらったり。)を経験することができます。終わった後の達成感もいいものです。

こうしてみると、音楽って日常生活から非日常まで関わってるなあと思いました。

当日は朝起きると首を寝違えていました。(講師演奏もあるのに、こういう時に限って。そんなもんですね)

コロナが終息したら、今回はソロのみだったので、弦楽合奏や二重奏等の発表会、ある作曲家だけに特化する発表会、生徒さんたちが弦で伴奏して、その伴奏に生徒さん達がソリストで順番に演奏していく発表会をやってみたいと夢もふくらみました。

この発表会の経験をしっかり次回に活かし、より良い発表会になるよう、頑張っていきたいと思っています。

伴奏してくださった、阿久津先生、田中先生ありがとうございました。

大人のバイオリン教室ノータの発表会。澤井亜衣と阿久津麗
阿久津先生と(後ろの手にはマスク)
バイオリン教室ノータの発表会
田中先生と

バイオリン講師 澤井亜衣


先日、レッスンを受けに行ってきました。
教えることが増えるにつれ、色々と考えるようになり、このままで大丈夫だろうか?
と思い、先生に連絡を取ったところ、快く引き受けて下さりました。

それから、とある場面で、上司と部下の関係性を見たときに上司がすごい人格者で、顔にも表れており、まるで七福神のような表情で徳のある方でした。こういう環境で働けたら幸せだろうな。と思ったのもレッスンを受けたキッカケです。
フリーランスで働く人が多い音楽業界は学校を卒業したあとは、他の業種に比べ、先輩や上司、先生などにアドバイスをいただく機会は少ないと思います。その分、しっかりと学校で学ぶのかもしれませんが。

最近教える時に何を考えるのかというと、生徒に対し、

自分の考えを押し付けていないだろうか?
求め過ぎではなかろうか?
柔軟性が失われていないだろうか?

最終的には、

全部大丈夫か???

となってしまい、とりあえずレッスンに行ってみました。

久しぶりのレッスンで本番より緊張し、前の日はソワソワして眠れませんでした。

私の生徒さんもレッスンで緊張するという方がいらっしゃいますが、やっぱり緊張しました。
カフェインもとらなかったり、ストレッチしたり、それなりに努力はしたのですが。

レッスンを受けてみると、初心者か?って思うくらい、楽器の持ち方、音の出し方を直されました。
結構凹みましたが、教える時の参考にしたいと思います。

留学先のレッスンでアドバイスをもらった時「今後、亜衣が教える時にこの箇所で困っていたら、こういう風に教えるといいよ。」と言われたことがあります。その時は実感がわかなかったですが、
今、習っていた時と同じアドバイスをする時があり、何とも不思議な気分です。

バイオリン講師 澤井亜衣


最近は雨が多く、これから湿度も高くなってくると思うので、バイオリン がすごく扱いづらい季節になってくると思います。

バイオリンに適した湿度は55%くらい。

湿度が高くなると、何がバイオリンにおこるのか?

バイオリンの音の鳴りが悪くなり、響きが悪くなります。

調弦もしづらくなってしまい、ペグ部分が膨張し、全く回らなくなってしまったり。

弦が切れやすかったり。(ガット弦を弾いている最中に1日で3本切れたことがあります。勿体ないので湿度の調節が難しければ、この時期のガット弦の使用はおススメしません。)

少しでもこの時期を快適に過ごせるように、ブログに書いてみたいと思います。

対策として、除湿機を使用するのがいいかと思います。楽器店に行くと除湿機は置いてあります。あとは乾燥剤です。楽器専用の乾燥剤もありますが、普通に市販で売られているものでも良いみたいです。楽器屋さんから教えてもらいました。ケースの中に入れるといいと思います。

生徒さん達が最近ケースに入れているのが、モイスレガート。私は使用したことがないのでよくわかりませんが、効果があるのかわからないとよく聞きます。それで、効果がわからないからダンピットを購入される方が多いのですが、ダンピットとモイスレガートを両方使ったことのある方はダンピットの方が効果があると言っています。楽器のフォルテ字孔の部分に入れる為、私には少し抵抗があり、使ったことがありません。

あとは乾いたハンカチで楽器全体を乾拭きするのもいいと思います。

ダンピットはこちら。

https://www.amazon.co.jp/Dampit-%E3%83%80%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%83%E3%83%88-%E6%A5%BD%E5%99%A8%E4%BF%9D%E6%B9%BF%E6%9D%90-4-4%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E7%94%A8/dp/B0002F57WY

モイスレガートはこちら。https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0-LPN650533-

湿気のせいで、回らないペグにはペグ用クレヨンというものがあります。これを弦を巻き付けるところに塗ります。そうすると、今まで動かなかったペグが滑りがよくなり、調弦がしやすくなります。

ペグ用クレヨン
ペグ用クレヨン。開けてみると、、、。
ペグ用クレヨン
リップクリームのようなケースの形。
ペグ用クレヨン
紙に書くとクレヨンのよう。
ペグ用クレヨン
たっぷりとクレヨンを塗ります。
ペグ
ペグが膨張して回らなくなります。

ペグ用クレヨンは、小学生の頃から使用しており、弦を張り替える時は必ず塗ってます。回らないのは辛いので、何となく冬の乾燥の時期でも塗ってます。E線はあまりペグで調整することはあまりないので(アジャスターを使用するため)逆に回りやすくなっても困るので、E線は私は塗っていません。

そういえば、アナスタシア先生はペグ用クレヨンの替わりに石鹸を塗るとか言ってました。最近はすべて楽器専用の乾燥剤、クリーナー液、布があります。

昔の人は色々工夫をして、楽器のお手入れをしていたようです。

楽器を拭く布も使い古した、くたくたのハンカチを使用すると良いと、昔のバイオリニストが書いた本に記載がありました。指板(指を押さえる黒いところ)も今は、液体のクリーナーがありますが、アルコールで拭いてたりしていたようです。

参考にしてもらえると嬉しいです。

バイオリン講師 澤井亜衣

今回はバイオリン のテクニックについて書いてみます。

バイオリン は他の楽器に比べたら色々なテクニックがあると思います。その中の一つにスラースタッカート(ワンボウスタッカートともいいます)というものがあります。一弓でスタッカートを連続して弾くという奏法ですが本当に難しいです。結構曲の中に出てくるので、マスターしなければならないですし、できてもスピードが出なかったり、ダウン(下げ弓)やアップ(上げ弓)によっても難しさが異なりかなり辛いテクニックです。

私は正直できません!

小学生の時から練習しているのにできません。色んな先生から教わっても無理でした。

色んな言い回しで教えて下さり、何回も弾いて見せてくれた先生達ですが、できなかったので本当に申し訳なかったです。こんなにできないものかと。この奏法が大嫌いでスラースタッカート恐怖症です。

ただ憧れの曲は、スラースタッカートが入っているというのが現実。それだけ、このテクニックはカッコイイのです。

色々質問してみたり、本を読んだりもして、自分なりに研究してみてわかったことは、

①できる人は練習しなくてもできるテクニックであり、できない人はトコトンできないということ。

②バイオリニストの天満敦子さんはコンクールでたまたまスラースタッカートが弾けて受かったこと。

③ロシア人の先生曰く、12歳までにマスターしないと弾けないとのこと。(これを知った時、すでに私は22歳でした。)

➃オイストラフは苦手だった。(アナスタシア先生はオイストラフはできなかったのよ。と言っていました)

恩師アナスタシア先生もできなかったので、見せ場であるスラースタッカートを一弓ではなく、思い切り弓を切って弾いていました。先生はできないテクニックの長時間練習は意味がないのでその分、他の場所を練習した方がいいという考え方でした。でも、それはチャイコフスキー国際コンクール最高位を獲ったアナスタシア先生だから通用するのであり、私は練習をして今に至ります。

最近、少しですがスラースタッカートができるようになってきている感じがします。その一つの理由にダンベルで鍛えたからなんじゃないかなと思います。この2、3年軽いダンベル運動を少しですが続けていました。そうしたらできるようになってきました。でも運動をサボるとまたできなくなったので効果があるのではと思っています。スラースタッカートで筋肉量が落ちたかわかりそうです。それからダンベル運動をした後にスラースタッカートを弾いた方が良く弾けるような気がします。理由はよくわかりませんが。

何となくですが、スラースタッカートは男性の方が上手な方が多い気がします。筋肉が関係しているとすれば、筋肉量が男性の方があるので納得です。

ここで、少しできたスラースタッカートの成果をお聴き下さい。

サンサーンスの序奏とロンドカプリチョーソのスラースタッカートより。

これでも以前に比べたら良くなったのです。

スラースタッカートと言えば、ハイフェッツだと思います。本当に素晴らしいです。ポーカーフェイスでなんてことなく弾いているので、難しさを感じさせませんが本当は難しいということをわかっていただきたいです。すごい人が弾くとこうなります。ここまでくると凄すぎてもはや参考になりません。

あとは五嶋みどりさんも、ヴィエニヤフスキーのコンチェルトのダウンから入るスラースタッカートも圧巻でした。普通の人はこの部分をアップから弾くのですが、さすがみどりさん。

今回はコアな内容なので、よくわからなかった方もいるかもしれませんが、このテクニックで困っている人の参考になればいいなと思います。

バイオリン講師 澤井亜衣

レッスンではクラシックを教えることが多いのですが、その他のジャンルをレッスンすることもあります。

バイオリンを上達する方法の一つとして、好きな曲を演奏することだと思います。今まで、やる気のなかった小さな子供達が好きな曲になった途端に練習をするようになり、上達するようになったのを幾度もみてきました。どう考えても、今やってるクラシックの教則本より難しいのに、アニメソングや駅メロやゲーム音楽の方が上手に弾くのです。本当に不思議です。

やっぱり好きなものにはかなわないな、と毎回思います。

もちろん大人の方も同じことで、好きな曲の方がやる気が出て練習量も増えると思うので、出来る限りご要望に沿ってレッスンしています。

私はクラシック以外のジャンルはあまり詳しくないので、生徒さん達に教えてもらってます。

今回載せた曲はスーパーマリオオデッセイエンディング。

男の子の生徒さんから弾きたいと言われ、聴いてみたら、私が気に入ってしまいました。

とても壮大な音楽で、冒険してるような感覚になります。エンディングなので、ゲームの達成感とかゲーム中のシーンの回想なのか、このゲームをしたことがないので、ちょっとよくわからないのですが、ゲームしてなくてなくても気に入ったので、二重奏にしてみました。

もちろん男の子1人で弾いても良かったのですが、オリジナルの壮大な感じを残したかったのと、まだファーストポジション(出せる音が限られます)しか弾けないので、全部この曲を弾くにはサポートしてくれるような人がいたらと思ったからです。

ということで、男の子ができるだけ弾けるようにファーストバイオリンはファーストポジションのみにして、そして伴奏が複雑にならないようにしてあります。

まずはオリジナルがこちら。

そして2台のバイオリン にアレンジしたもの。

セカンドバイオリンを弾いて録音したものに、ファーストバイオリンを合わせて弾いてみました。

ちょっとテンポが遅かった、、、。

小さい頃は弾きたい曲があっても技量が追いつかないので、諦めなきいけない曲がありました。上手になったら弾きたいと思っていたものです。

少し工夫してあげれば、弾くことができたり、抜粋して弾いたりすれば、結構色々弾ける曲ってあるので、更に音楽に興味を持ってもらえればと思います。

オーケストラ版に比べれば、スケールが小さくなったかもしれませんが、1台よりはマシかなと思います。

最近マリオを編曲していたからか、ラヴェルの「ツィガーヌ」が更にゲーム音楽に聴こえます。

バイオリン講師 澤井亜衣

youtubeはとても便利です。マニアックな曲も検索したら聴けるし、マスタークラスも聴けるし、コンクールや廃盤になったCDも聴けます。本当に便利です。色々な角度から練習ができます。

最近はピアノ伴奏のyoutubeも非常に増えました。有名な曲だったらいくつかアップされているので、自分に合う伴奏を選ぶことができます。

今回はそんなyoutubeの伴奏を使用して、ブログに載せてみました。

曲はクライスラーの愛の喜びです。どこかで聴いたことがあるかもしれません。リクエストにも多い曲ですし、バイオリン必須です。でも学生時代には真剣なレパートリーとしてやらないのです。エルガーの愛の挨拶もそうです。本当に社会人になって良く弾く曲は、学生時代には真剣に取り組まない方が多いと思います。もっとやる曲(テクニックのある曲とか、長い曲とか)に追われているせいだと思いますが、今、思えばしっかり先生に習いたかったと思う曲です。なので、現役の方は小品もしっかりレッスンで受けることをおすすめします。

タイトル通り、明るくて、楽しくて、優雅な曲ですが、弾いている方としては、喜びどころが、く、くるしい、、。音程や優雅さや、あの三拍子の独特のリズム。すごく弾きにくいです。これをいかに軽く聴かせるか。優雅に聴かせるか。弾いてみます。

今回使用したピアノ伴奏はこちら

急に伴奏ピアニストと合わせるよりは事前にyoutubeを使用することで、全体の流れが把握できて良いと思います。ただ、伴奏者はバイオリンに合わせてくれますがyoutubeは合わせてはくれないので、自分が合わせないといけません。こういう愛の喜びのようなくだけて弾く曲はたんたんと弾かなくちゃいけないので、面白みに欠けると思いますが、曲の全体の雰囲気を知るという点ではこういう練習の仕方もありではないかと思います。まあ、rit(ゆっくりすること)とかしたかったですが。

もちろん、中にはritなどかけている伴奏もあるので自分に合う伴奏を見つけてみるのがいいと思います。私はシンプルなずっとテンポが同じものを選びました。この伴奏はメトロノーム通りです。色々テンポの変化してくれる伴奏もあるのですが、最初の部分はこうがいいけど、最後はこのままがいいなとか、かなり自分が思い描く音楽から遠くなったのでやめました。そこまで言い出したらきりがないのですが。アップされているだけでも感謝です。

バイオリン講師 澤井亜衣

もうすぐ北京オリンピックということもあり、ロシアのフィギュアスケートの話題をテレビをつけていたら、たまたまやっていて、見ていたら色々な場面がどこかで見たことが、、、。

すごく音楽界と似てました。
ロシアではとても人気の高いフィギュアスケート。ちょうどトリノオリンピックの時にロシアに留学しており、フィギュアスケートは金メダルが荒川静香さんだったので、哲学の授業でこの中に「日本人いるか?」と言われ手を上げたら「金メダルおめでとう!」と言われました。

ロシア人の気質がとても教育する立場の人間として合っていると留学していて感じました。教授法の授業もとても充実しています。とてもスタミナがあり、表現が豊かで熱いロシア人達は、音楽を身体で表現するもの、例えばバレエやフィギュアスケート、アーティスティックスイミングなど合っているんだと思います。さらに、あのスタイルの良さですから、鬼に金棒です。

人気のあるスケートは競技人口も多いですし、ショーもたくさん行っています。しっかりと基礎を教えられるコーチが多いんだと思います。バイオリン人口も多いし、メソッドもしっかりと確立されているのでその辺りも似ているなと思いました。

私はプルシェンコさんとヴァイオリニストのコラボのショーをペテルブルグで見に行ったことがありますが、プルシェンコさんが出てくる前に小さな男の子が演技をしていました。将来のオリンピック選手でしょうか?こうやって場数を踏んでいることに驚いたことを覚えています。

小さなバイオリニスト達も日本に比べたら人前で弾く回数が多いと思います。そういう機会が与えられることは本当に良い経験です。練習では得られるものではないのでそういう環境は羨ましいです。

テレビではコーチは本番で110%の力を出すため、150%の練習(本番ではやらない難しいワザ)をさせていました。私も先生に100%本番で出すためには300%の練習をしなきゃダメだと言われたあげく、君はコンクールにお茶を飲みに行く気か?まで言われたことがあります。

他にもコーチからアドバイスを受けた選手が涙を流すシーンがあり、そういえば中国から来た20歳の男の子が先生にアドバイスを受けて泣いていたことを思い出しました。

それでも先生を慕っているのはやっぱり信頼関係があるからです。とても厳しい言葉を言われることもありますが、ちゃんとフォローもしてくださいますし、そういう人がごくたまに言ってくださる褒め言葉は飛び上がるほど嬉しいものです。

怒られる時はめちゃくちゃ辛いんですけど。

バイオリン講師 澤井亜衣

バイオリンを習っているからには、やっぱり上達したい気持ちってあると思います。

私も学生の頃は上手くなりたいと思っていましたし、今でも上手くなりたいという気持ちは変わりません。素晴らしい演奏を聴いたりすると、ああいう音出したいなあと思います。

練習方法は人それぞれですし、先生によっても教え方は違うし、流派や時代によっても変わってくるだろうと思います。自分に合ったやり方や効率よく練習する方法を探すのは本当に難しいものです。

私は数名の先生に習いましたが、先生によっては真逆のことを言われることもあります。音楽には正解はないので、色々考えて最終的には自分で判断するのだと思います。考え方も変わってきて、何回も弾く曲は運指や運弓が変わることもよくあります。

例えば、メトロノームで練習するのが好きな先生もいれば、音楽的によくないからと使用を嫌う先生もいて、練習方法や教えることは試行錯誤の連続です。今回はみんな賛同してくれる練習方法について書きたいと思います。

それは、自分の演奏を録音することです。

自分の演奏は本当は聴きたくないんですけど、やっぱり聴いて客観的になって、冷静になることは大事だと思います。大事だ思っていても現実逃避したくなるので、たまに、時々、ちょくちょく録音しないのですが、そこができるかできないか、真摯に受け止められる人かで、本物の音楽?(←嘘くさいですが)を奏でることが出来るのだろうと思っていながらも、、、とだらだら書きそうなのでこの辺で言い訳はやめます。とにかくみんなやっている練習法ですし、もうやってる人も多いと思います。

日本人の音楽家、ロシア人の音楽家もやっていて、学生時代に勧められましたし、実際に勧めてくださった50代のロシア人ピアニストは今でも自分の演奏を録音していると話していました。その方は、衰え知らずどころか、今でも上達しているので、本当に尊敬します。

学生の頃はレッスンを録音して、家で聴きなおしていましたが、これが怒られた時のレッスンだと本当に聴きたくなかったです。

でもそういう同じ思いになった方は上達する時間が圧倒的にはやくなると思ってきいてほしいと思います。

人間の集中力は15分程度と聞いたことがあるのですが、実際聴いてみるとアドバイスを忘れていることが非常に多いです。しかもレッスンの次の日に聴いているのにもかかわらずです。私だけかもしれないですが、すべてを記憶するのは難しいので、やはり録音は大事です。最近は動画を撮る方もいらっしゃいます。フォームも確認できて更に良いと思います。

やはり、素晴らしい演奏家たちは練習の仕方など本当に工夫をされて、努力をされているのだと思います。

バイオリン講師 澤井亜衣

ロシアでは当時、輸入楽譜を購入することはほぼ不可能で、練習する曲は図書館で借りて、音楽院でコピーする。というのが当たり前でした。そのせいかロシア人の学生たちは音階も練習曲も曲もしっかり暗譜しており、比較的得意な感じに見受けられました。

楽譜はなかったものの、基礎的なものはしっかりと教えるのがロシア。音階教本はソビエト時代の楽譜などハッキリと決まったものはなくても、アウワーが音階の教本をたくさん出していることからもわかるように、予備科の試験では全部の調を演奏しなければならないと要項には書かれてあります。(まあ、弾かないのがロシアですが)

ちなみに日本で音階教本で有名なアウワー門下の小野アンナ先生は全くの無名です。(サンクトペテルブルグ音楽院出身なのにもかかわらず、、、。なぜか小野アンナ門下の前橋汀子さんは有名でした)

音階教本
写真のBOOK6からもわかるようにアウワーは膨大な量の基礎練習を作りました。カールフレッシュは購入時期によって色が変わります。一番左がアウワーの弟子の小野アンナの教本。

セヴシックやシュラーディ-クはよく弾きます。学生は廊下でめちゃくちゃ速いテンポでシュラディークを暗譜で演奏しています。指が回る学生は本当に多いと思います。多分このおかげだと思います。

セヴシックとシュラディーク
日本では、シュラディークはセヴシックに比べてやる人が少ないですが、指を動かすのには本当に良い教本です。ハイポジションやG線、2巻では重音になったりと取り組む価値があります。

練習曲ですが、クロイツェル、ドント、パガニーニ、ローデなど一般的なものから、やはりサンクトペテルブルグで後進の指導にあたっていたこともある影響からかヴィエニャフスキーの練習曲も定番です。最近、日本でも注目されてきていますが、マザスもよく弾きます。私はその頃マザスの存在を知らなかったので、楽譜を日本に持ち帰りました。

マザスのエチュード
ロシア出版社のマザスのエチュード。現在は日本の出版社のものもあります。レベルはクロイツェルやローデといった感じで、しっかりと取り組みたい内容です。

とにかく色々な曲を演奏しますし、弾く場所もあります。コンクールや試験の他にも発表の場、安くホールも借りられるので、コンサートも企画しやすいです。

前期は練習曲と曲、後期はバッハのソロバイオリンと曲を試験で弾くので、バッハのソロバイオリンも学校に在籍しているだけでレパートリーになります。

まだまだ音楽教育については書ききれていないことがたくさんありますが、いい意味で驚かされることが多かったと思います。とても充実した音楽教育です。

バイオリン講師 澤井亜衣

対面の体験レッスンについて以前も載せましたが、二年以上経ってしまったので、もう一度体験レッスンについて書いていきたいと思います。


・レッスン時間は60分。

・料金はレッスン代が1000円。(別途スタジオ代1000円~1500円程度)

・場所は赤坂、渋谷、新宿、池袋のスタジオで行っております。
※ご希望の場所をお選びください。

・楽器をお持ちでない方は無料で貸し出しをしております。(体験レッスンのみ)

お問い合わせフォームからお問い合わせをしていただき、ご希望の日時と場所をお知らせ下さい。
音楽歴を書いていただけると、対応がスムーズです。

スタジオと当教室の空き状況を確認し、日程調整いたします。
(スタジオはこちらで予約させていただきます。)

当教室は20代から70代の方まで通われています。

楽譜が全く読めない方、ブランクのある方も丁寧に教えています。

今後アマチュアオーケストラに入りたい方、このテクニックを習いたいなど、
できるだけ生徒様のご希望に合わせてレッスンを行っております。

一回のレッスンでも構いませんし、定期的にレッスンに通うこともできます。

バイオリンを長く楽しく続けてもらいたいという思いで、当教室を始めました。


自由にレッスンスケジュールが組め、オンラインレッスンもしくは対面レッスンを選べることができます。
レッスン内容もレッスンの受け方も、一人一人に合うスタイルを提供できればと思っております。

バイオリン講師 澤井亜衣