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日本でよくロシア産のカニを目にすると思います。お正月近くになると、更に見かけます。

私はロシアのサンクトペテルブルクに5年ほど留学していましたが、ロシアで本物のカニを見たことがありません。日本でロシア産のカニをよく見かけるので、ロシアに行ったら、カニがたくさんあって、安く手に入るのでは?と思っていたのですが見かけることもないので、購入すらできないのです。

カニ缶も見たことがありません。両親がロシアに遊びに来た時に、ガイドさんに「これはカニの缶詰だよ。」と言われたらしく購入。その後、私に「ガイドさんに教えてもらって、カニ缶買ったのよ。」って見せてくれたのがイカの缶詰でした。ガイドさんが日本語を間違えたのか、本当にカニだと思っていたのか、未だに謎です。

では、カニ関連商品はどんな物なら購入できるのか?

それはカニカマです。

ロシア人はカニカマをよく食べます。しかも冷凍して売られているので、冷凍食品の売り場に売っています。サラダに入れたりして食べています。色んなメーカーのカニカマは売られているし、ホタテやエビのカマボコも売っていたりするので、かなり需要はある気がします。

先輩がロシア語の先生に「カニはどこで売っているの?」と聞いたことがあるようで、その時の返答が、

「何言ってるの?スーパーで手に入るじゃない。」

どうやらカニカマを本物のカニだと思っていたロシア語の先生。他のロシア人も本物だと思っているのかは未だに謎です。

現在はロシアに本物のカニは売っているかもしれません。ロシア産のカニを日本で見るたびにロシアのカニのエピソードを思い出します。

バイオリン講師 澤井亜衣

ロシアでジャガイモの存在は大きいと思います。ロシア産のジャガイモもありますし、ヨーロッパからもジャガイモを輸入しています。

惣菜パンやスープ、メインの付け合わせ、サラダに使用され、ファーストフードでは必ずフライドポテトはソース付きで頼み、ポテトチップスもよく食べるので、とにかく消費量は多いと思います。

メインの付け合わせのジャガイモの調理法もピューレ、フライドポテト、粉吹き芋っぽいもの、炒めた感じのジャガイモなど食べたことがあり、バリエーションが豊富です。

基本野菜は量り売りなので、ジャガイモも同じです。すでに袋詰めされているジャガイモもあり、2キロ〜30キロくらいの袋詰めのジャガイモが売っています。

カップ麺のような感じで、お湯を注ぐとジャガイモのピューレになる商品も日常的に食べます。手軽なので買い物客の多くのカゴの中にはカップのジャガイモピューレが入っています。

留学中にお腹を壊したことがあり、病院に行ったら、お医者さんから、「消化に良いもの食べて下さい。ジャガイモとか。」と言われたので、ジャガイモ好きな私は病院帰りに3キロの袋詰めされたジャガイモを購入。煮たり、ピューレにしたり、サラダにしたり、お腹の調子が悪いにもかかわらず、美味しくてたくさん食べて太ったので、それ以降は一個とか二個とかを量り売りで購入していました。

そしてジャガイモを一、二個入れてスーパーのレジに持って行ったら、レジのおばさんからこんな言葉が、

「これだけで、何作るの?」

「…」

一、二個で購入するお客、いないです。

そして、このレジのおばさんの言葉はとてもロシア人っぽいです。このお節介な感じがロシア人のいいところなのです。

バイオリン講師 澤井亜衣

私は、小さい子供の生徒様を教えることもあります。ディズニープリンセスの曲を練習したりするので、プリンセスの話はよく話題になります。

私の周りの子供達の中で1番人気のプリンセスはラプンツェルです。私は5年くらい前まで「塔の上のラプンツェル」の映画を観たことがなかったのですが、子供達にとても人気なので気になり観ることにしました。

やはり、ラプンツェル面白かったです!

そして、映画で流れる音楽「輝く未来」も好きになりました。たまに、この曲をコンサートで演奏しています。

プリンセスのお話なので、恋物語はあるものの、根本には人間同士の信頼関係がテーマになっていると思いました。
ラプンツェルとユージーンとの間に信頼関係が芽生えてくる時に歌われる「輝く未来」は穏やかで温かみのある曲だと思います。歌うシーンで出てくるランタンの光にも合う、ぬくもりがある音楽のような気がしました。

作曲されたのはメンケンさんです。アナと雪の女王やアラジン、美女と野獣などの作品を手掛けています。

今回は輝く未来をバイオリンの奏法の一つであるビブラートを使って、載せてみました。ビブラートとは、左手で指を押さえる時に、位置を微妙に揺らす奏法です。ビブラートをかけながら演奏するとふくよかな音色になり、ゆっくりとした曲などは表情が豊かになり、綺麗に聴こえます。

まずは、ビブラートなしで輝く未来の冒頭の部分を演奏してみました。

次に同じ部分をビブラートありで弾いてみました。

どうでしょうか?違って聴こえましたでしょうか?

私は、輝く未来を弾く時は、音符のほとんどにビブラートをつけて演奏しています。その方が曲に合うと思うからです。柔らかさ、穏やかさ、安心感のような音色が出せたらいいなと思いながら、ビブラートのかけ方を練習しています。

ラプンツェルの曲は、美女と野獣やアラジンに比べて演奏される機会が少ない感じがしますが、同じくらい素晴らしい曲です。

9月24日(火)新宿にあるバー、トロイメライにてコンサートを行います。プログラムに輝く未来を予定しております。お時間がありましたら、是非お越しください。

バイオリン講師 澤井亜衣

ポンセ(1882~1948)のエストレリータを知ったのは高校生くらいの時です。ロシアのバイオリニスト、ハイフェッツのアンコール集のCDを購入したら入っていました。ハイフェッツが編曲し、演奏することによって、有名になったそうです。

初めて聴いた時の感想は、オシャレで大人っぽい曲だなと思ったのを覚えています。エストレリータはスペイン語で小さな星という意味だそうです。別名メキシコのセレナードとも言われています。ポンセはメキシコの作曲家でギターの作品を多く残しています。彼の代表作はこのエストレリータです。

エストレリータはギターで演奏することもありますが、もともとは歌曲です。作詞もポンセがしています。訳詞を読みましたが、かなりロマンチックなものでした。(小さな星に、女性が彼の思いを教えて欲しいと願う愛をテーマにした詩でした。)

ポンセはこの作品を夜行列車で考えたようです。作詞した場所もロマンチックで絵になります。

エストレリータは、アンコールに良く演奏されます。私の恩師アナスタシア先生もリサイタルのアンコールで演奏されていました。この曲で、最後がフワッとした余韻が残る雰囲気のコンサートになったことを覚えています。

バイオリンで弾くと、どこか懐かしい感じになるような気がします。歌詞があればもっと雰囲気が出るのかもしれませんが、その分、ヴィブラート(音を揺らして弾く奏法)やポルタメント(音から音へ音程を変えながら滑らせる奏法)を使ってロマンチックに弾けるといいかなと思います。

それから、音が重音になるところはとても魅力的です。しかも高音なので、とても華やかで、タイトルにピッタリです。ヴァイオリン は単音で演奏する場合が殆どですが、重音で弾くと印象が変わりますし、華やかさが増します。今回はその重音の部分を1つは単音(上の声部のメロディーラインのみ)2つ目は楽譜通りの重音の音を載せてみました。

まずは単音です。

そして、楽譜通りの重音です。

単音だと、少し寂しい感じがします。重音だとパッと輝く感じですし、大事な箇所だと感じます。

最初に、エストレリータは大人っぽい曲と書きましたが、今でも私は大人っぽいと思っています。まあ、十分私は大人なのですが、もっと年を重ねたら、色っぽく、魅力的に演奏ができるのかなあ。と考えたりすることがあります。正直、弾いてるとロマンチックすぎて、少し恥ずかしさみたいなものが自分の中にあったりします。感じ方は国民性の違いなのかもしれないですが、恥ずかしがっている場合ではないので、音楽に没頭したいと思います。

9月24日(火)に新宿にあるバー、トロイメライでポンセのエストレリータを演奏します。バーの雰囲気に合う、とてもロマンチックな曲です。お時間がありましたら、是非お越し下さい。

バイオリン講師 澤井亜衣

バイオリン生演奏がきける鶴川にあるバー、ロワゾーブルー   

8月24日(土)町田市にあるバー、ロワゾーブルーにてバイオリンを演奏いたします。ロワゾーブルーでは定期的に演奏させていただいております。20:00〜、21:00〜、22:00〜からの3ステージで途中からでもお聴きいただけます。お時間がありましたら是非お越し下さい。
バイオリン講師 澤井亜衣

ロシアでは、友達同士の間では愛称で呼びます。ロシア人の名前は長いからだと思います。

例えば、エカテリーナだったら、カーチャ、アナタスタシアだったら、ナスチャなど。

ロシア人の名前は、比較的長くても覚えやすいです。なぜなら、日本のように名前の種類が多くないからです。なので、知り合いや友達が同じ名前の人が何人もいます。反対に、ロシア人の名字は種類が多いので、覚えにくいと思います。

逆に、日本人の名前は、ロシア人に覚えてもらいやすいと思います。日本語は母音もしくは、母音+子音でできているからです。韓国人や中国人の留学生が多かったのですが、子音が重なっていたり、長い名前が多く、ロシア人に覚えてもらうのが大変そうでした。ちなみに私の名前はアイなので、とても短く、しかも母音しかありません。すぐに覚えてくれました。ただ、あまりにも名前が短か過ぎるため「そんな短いの?」と言われることも。たまに、ロシアの名前の愛称みたいに親しみを込めて「アイネチカ」と呼ばれることもありました。(名前より愛称の方が長くなっていますが。でも親しみを込めて呼んでくれるのは、嬉しいものです。)

目上の方に対しては、名前+父称で呼びます。名字だけで呼んでしまうと、相手に対して失礼だからです。父称とは、相手の父親の名前のこと。日本ではあまり馴染みがないと思います。名字、名前、そして父称を覚えることに、私は結構苦労しました。

父称は印刷物には書いてありませんし、目上の方と最初に知り合った時に、自ら父称を言うわけでもありません。(もちろん、こちらから聞けば教えてもらえます!)
でも父称は大事なので、メモしようとするのですが、口頭で返ってくる父称は聞き取りづらく、正しい綴りがわからないままメモするなんてこともありました。

特に先生に電話するときに名前と父称を言う時は言いづらいので、緊張した記憶があります。(先生はとても厳しい方だったので違う意味でも緊張していたのかもしれないのですが。)
私が習っていた先生のお父様の名前はユーリーだったので、ウラディミールユーリエヴィッチと生徒達からは呼ばれていました。

ウラディーミルユーリエヴィッチ。 ウラディーミルユーリエヴィッチ。 ウラディーミルユーリエヴィッチ。

私は電話を先生にする時、呪文のように唱えてから掛けていましたが、発音が悪かったり、つっかえたりして、先生や奥様に「は?」みたいに言われることが多かったです。でも何とかやっていました。

ロシアの有名な作曲家チャイコフスキー(Пётр Ильич Чайковский)の名前はピョートル、父称はイリイチ。(父親の名前がイリヤです。)ちなみにピョートルの愛称はペーチャです。

ロシアは名詞にも愛称があります。それだけ、人や物に対する愛情や愛着がとてもある国民なんだろうと思います。

今週の土曜日、鶴川にあるバー、ロワゾーブルーにて演奏いたします。
お時間がありましたら是非お越し下さい。

バイオリン講師 澤井亜衣

明日、7月6日(土)に新宿のバー、トロイメライにて、お客様と一緒に演奏する機会をバーのオーナーゆりさんからいただき、昨日、その企画が決まりました。

ゆりさんと会話をしていく中で、音楽をどう共有するか、身近に感じるか、どう広めるか、色々と考えさせられました。ゆりさんは向上心の強い方。話していて、とても刺激になります。

内容としては、7月6日(土)に来てくださった、お客様と一緒に私がバイオリンやピアノ(少しなら弾けます)を演奏し、バーに来てくださった皆様で音楽を楽しむという企画。ちょっと試しにやってみよう!となりました。

もともとトロイメライは毎週土曜日、ピアノを開放しています。

私はお客様と一緒に演奏するのは初めてですが、精一杯演奏させていただきます。

当日どういう感じになるか想像がつきませんが、それもまた楽しみです。

私はバイオリンと数冊の楽譜を持参する予定ですので、色んなジャンルができればと思います。

一緒に演奏するのは、共感したり、自分の音を聴きながら、他の音色が入ってくるので、おもしろいです。

明日、18:00からの予定です。もちろん楽器が弾けなくても音楽を一緒に楽しんでいただけるお客様も来ていただけたら、嬉しいです。お時間がありましたら、是非お越しください。

バートロイメライホームページ

https://www.bar-traumerei.com/

バイオリン講師 澤井亜衣