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バイオリン教室ノータはピアノ伴奏を付けてレッスンをしています。
曲が仕上げの段階に入ったら、私ができる範囲でピアノを弾いて、生徒さんと一緒に演奏しています。

「先生、ピアノ弾けるんですか?」と時々質問をされますが、音楽高校、音楽大学受験はピアノが必須なのです。
もちろん、学校に入ってからもピアノの個人レッスンがあり、試験もあります。最近は音楽の道を志す人が少ないため、ピアノの試験免除なんてこともあるようです。

なぜピアノ伴奏をするかというと、いくつか理由があります。

ほとんどのバイオリン曲が伴奏が付いており、伴奏を付けることにより、一つの完成された曲だと思うからです。
私も学生時代に、先生にレッスンで難しい曲でも伴奏をしてもらい、伴奏と合わせることに慣れて、発表会などにとても役に立ちました。

それから、伴奏と弾くと気分が上がり、楽しい。演奏している実感があります。バイオリンは単音なので、伴奏が入るととても豪華になるのです。小さい頃は伴奏付きだと上手くなったような気がしていました。充実感もあります。

実際、伴奏あり、伴奏なしを少しだけ載せてみたいと思います。

今年、没後100年のサンサーンスの白鳥を少し弾いてみました。

伴奏なし。

伴奏あり。

伴奏のない方が動きがないように感じます。
ピアノ伴奏がある方が、湖の白鳥の動きを助けてくれ、風や太陽の光で反射する水面のキラキラした感じなど、情景が浮かびやすいと思います。

どんな情景が浮かぶかは人それぞれ。それも音楽の醍醐味だと思います。

バイオリン講師 澤井亜衣

今回のブログはマスネ作曲のタイスの瞑想曲について。もとはオペラ「タイス」の曲(間奏曲)ですが、バイオリンとピアノ、もしくはバイオリンとオーケストラで演奏されることがとても多い曲です。

CMでもドラマでも使用され、リサイタルのプログラムやアンコール、CDにもよく入っているため、人気があり有名です。

生徒さんも弾きたいと思っている方が多いので、レッスンもしますし、リクエストも多い曲なのでコンサートでもよく弾きます。

オペラ「タイス」は、修道士アタナエルと遊女タイスの恋物語です。「タイスの瞑想曲」はタイスが改心するシーンで演奏されます。穏やかな曲だと思っていましたが、楽譜を見てみると、楽語(音楽の用語)で激しく、情熱的に等の指示があり、強弱もとても小さく(pp)からとても強く (ff) まで幅があります。演奏時間は5分以上。全体的にゆったりとしているので何となく弾いてしまうとダラダラ聴こえてしまう難しい曲です。

メロディーが繰り返されていますが、ピアノの音が若干違うことにより、雰囲気が変わります。とても気に入っているのでそこを載せてみたいと思いました。

まずは一回目のバイオリンと伴奏

5秒目のところがピアノがレの音

二回目のバイオリンと伴奏

5秒目のところがピアノがドの音

一回目は穏やかな感じですが、二回目は広がりがあるような感じに聴こえます。

一回目はピアノの音がレ(ニ長調1番目の音、主音)でとても大事な音を伴奏の音にしているのですが、二回目は敢えてドのナチュラルにしているところが、不安、不完全な感じ、次に向けての明るい兆しへの音にわかりやすく繋がっていく感じがします。

穏やかなだけではなく、前向きだったり、激しかったり、不安感、柔らかさだったりと色々な感覚が詰まっている曲です。全部弾いてみたので、こちらも良かったらお聴きください。

バイオリン講師 澤井亜衣

楽譜を整理していると、ロシアで購入した教則本の中にトルコ行進曲が載っていました。
「ロンド」と題名が書かれており、しっかりと見なかったせいで見過ごしたままでした。よく見ると編曲者はモストラス。モスクワで教えていた偉大なロシアのバイオリニストです。生徒にはガラミアンもいます。モストラスはアウワーの門下。

貴重な楽譜は見ていてワクワクしてくるもので、弾いてみたいなと思い練習してみました。

微妙な重音の変化にセンスの良さが感じられ、さすがモストラス。素晴らしいバイオリニストだったことが楽譜からも読み取れます。ロシア人のバイオリニストは編曲する人たちが多いですが、当たり前のように弾けるので難しい編曲です。でも、バイオリンの事をしっかり考えて編曲されているので、弾きにくいのではなく、難しいという表現が正しいと思います。

ピアノとはまた一味違ったトルコ行進曲です。

バイオリン講師 澤井亜衣

バイオリン教室ノータがおススメオンライン教室21選に選ばれました。

https://findbestsound.com/archives/26144

とても嬉しいです。

ありがとうございます。

当教室は対面レッスンとオンラインレッスンを両方行っていますが、ライフスタイルに合わせて、自由に組み合わせることができます。ですので、対面レッスンのみの生徒様、オンラインレッスンのみの生徒様、対面レッスンとオンラインレッスンを両方受けてる生徒様がいらっしゃいます。

バイオリンは敷居が高いと言われることが多いのですが、オンラインレッスンの方が気軽に始められるかもしれないので、バイオリンに興味を持っていただけるきっかけになれればこんな嬉しいことはありません。

対面レッスンでもオンラインレッスンでも受けて良かったな。と思われるようなレッスンを行っていきたいです。

これからもよろしくお願いします。

バイオリン講師 澤井亜衣

姉からLINEで「これ知ってる?チーズケーキ食べてみたい」と言ってきました。

カルディで買ったロシアのシィローク
画像が送られてきました。

懐かしい!スィローク!

でも、あれってチーズケーキなのかな?ケーキ屋さんにはないし。と思い、姉に「知ってる!でもチーズケーキじゃないと思う。」と言ったら、「じゃあ、何?」と聞かれ、

「・・・」

何なんだろう。と思いカルディで買ってみました。

久しぶりのスィローク。ロシア語でチーズはスィールと言い、多分そこから来ているのだと思います。簡単に説明すればスィロークはチョコがけカッテージチーズ。ロシア人はチョコ好きなので、チョコがけアイス、エスキモーもあります。本当にチョコ好き。

カルディで購入したスィロークはなんと箱入り!高級感があります。ロシアでは箱入り見たことがありませんでした。輸入するからくずれ防止のためでしょうか?

カルディで買ったロシアのシィローク
ロシアで箱入り見たことないです。今はあるのかもしれません。

箱を開けると。

ロシアのシィローク
よく見かけた袋のパッケージ

こんな感じです。ロシアには色んな種類のスィロークが売っています。子供向けなのか可愛い動物のパッケージだったり、味もイチゴチョコやナッツがついてたり。何種類もあるので迷ってしまします。乳製品売り場に売っており、ビニール袋に何十個も入れて大量買いする人も。それだけよく日常で食べるんだなあと思います。
当時は日本円で70円くらいで購入できました。

袋を開けるとこんな感じ。

カルディで買ったロシアのシィローク

バーみたいな形なので袋を開けてそのまま食べてました。(ロシア人もたぶんそう)道でも食べやすいので、歩きながら食べてる人もよく見かけました。(結構、ロシア人アイスとかバナナとか歩きながら食べてます。中には、さきイカとか食べてる人も!)今回はせっかくなので、ナイフで切ってみました。ちなみにこれはミルクチョコ。ロシア人はダークチョコが好きな人が多いので、スィロークもダークチョコのものが多いです。

カルディで買ったロシアのシィローク
カッテージチーズなのでポソポソしてます。

食べると、懐かしい味でした。そして、相変わらずロシアの物はとても甘い。一つ食べると腹持ちがいいので、お腹が空いた時や時間がない時などに食べていました。

ロシアにはスィールニキィというカッテージチーズを丸くして焼いたチーズケーキ?のようなものもあります。


ロシアのチーズケーキが何なのかよくわからなかったけど、チーズをよく食べて、チーズが大好きなロシア人です。

バイオリン講師 澤井亜衣

アラジンのプラウドオブユアボーイをバイオリンで弾いてみました。

以前この曲についてはブログで書いたことがあります。

映画「アラジン」の未公開曲プラウド・オブ・ユア・ボーイのブログはこちらをクリック

https://nota-violin-lesson.com/blog/?p=2145

ディズニー映画、「アラジン」の未公開曲です。本当はアラジンにお母さんがいる予定だったらしいのですが、登場しなくなり、この曲も未使用となってしまいました。「アラジン」のミュージカルでは演奏されているとのことですが、映画で使用されなかったのは、とても残念なことです。

今回はピアノ譜だったものを元にして、ピアノとバイオリン譜にアレンジしてみました。

バイオリンの譜面はピアノの譜面に比べて少ないです。なのでどうしても弾きたい曲は自分で楽譜を起こしたり、編曲したりしています。

ただ、私は作曲や編曲についての知識が乏しく、時間もかかり、アレンジもあっているのか…。とりあえず完成したので聴いてもらえると嬉しいです。

アラジンよりプラウドオブユアボーイ

バイオリン講師 澤井亜衣

今回、ロシアのバレエ音楽と、グラズノフについて書いていきたいのですが、文章がまとまらなさそうなので、グラズノフだけに絞って書いていきたいと思います。

グラズノフはサンクトペテルブルグ生まれの作曲家で、音楽院でも教えていました。教え子の中にはショスタコーヴィチもいます。音楽院は現在に至るまで優秀な作曲家を輩出しており、私が在籍していた頃もショスタコーヴィチの愛弟子のティーシェンコや、主任教授のスロニムスキー先生の下で学びたい学生達が世界各国からやってきていたので、作曲科のレベルは高かったように思います。

音楽院の大ホールはグラズノフホールとも呼ばれ、実技試験だけではなく、コンサートも行われていました。
卒業式もここで行われます。
大ホールのロビーには、展示品が飾られ、音楽院が所有する音楽家の資料を見ることができます。展示品は年に数回入れ替わり、グラズノフ関連の資料も見ることができます。

バイオリン曲が少ないグラズノフですが、とても色彩豊かな作品でロシアらしい深味のある作品で美しいです。
グラズノフのバイオリンコンチェルトはサンクトペテルブルグ音楽院で教えていた、アウワーが初演しています。

そして今回演奏したライモンダのグランドアダージョはもともとバレエの曲ですが、シンバリストによってピアノとバイオリンに編曲されています。ハイフェッツ、アウワー、モストラス、シェルなどロシア人のバイオリニスト達がこうして編曲してくれるので大編成でなくても弾けるのは嬉しいです。

グラズノフのバイオリン曲を弾いていると(瞑想曲、コンチェルト、ライモンダも含め)なぜか共通して濃い紫色が頭に浮かびます。最初からG線(低い音)から始まり、どろどろしているからなのでしょうか。私は色を想像したりして弾くことはあまりないのですが、なぜかグラズノフだけは私の中で濃い紫色なのです。

バイオリン講師 澤井亜衣

音楽に関する書籍を読んだり、資料を見たりしていると、たまにデザイナーの名前を見かけます。

クリスチャン・ディオールはプーランクという才能のある作曲家がいたから、作曲家にならなかったとか、
イヴ・サンローランがオペラ座の衣装を手掛けている写真をみたり、、、。

ロシアの作曲家イーゴリ・ストラヴィンスキーもシャネルに支援を受けながら活動をしていました。そこからシャネルという人物に興味を持ちはじめ、シャネルに関する本を数冊読み、シャネルの好きだった小説、椿姫も読み、(シャネルのカメリアはここからとも言われています。)そして、シャネルに関する本から、ストラヴィンスキーの関係性(ストラヴィンスキーの熱烈な片思い、あるいは短い期間恋人同士だった。)とロシアの関係性を知ることができました。

シャネルはロシア人の恋人のファッションや民族衣装からインスピレーションを受け数々の作品を生み出します。
ファッション界で成功を収めたシャネルは膨大な資産で芸術家を支援することに喜びを感じていたのです。

ストラヴィンスキーだけではなく、バレエ界のディアギレフにも支援していますし、画家、詩人たちにも支援していました。何にお金を使うのか?何に価値を見いだすのか?シャネルの支援は人柄が出ていると思います。

そのシャネルの意思を受け継ぎ、現在もシャネルは若手演奏家にコンサートの機会を設けるなど、芸術家の支援を行っています。銀座のシャネルのネクサスホールに何回か行きましたが、若手演奏家からパワーをもらえます。

シャネルのNo.5の香水は今年で100年だそうです。香りが100年残ることもすごいことですが、シャネルの生き様が100年経っても新鮮で、憧れてしまうことがもっとすごいと思うのです。

バイオリン講師 澤井亜衣


ロシアはコンデンスミルクは2種類?あるようです。

コンデンスミルクはスーパーで、パックになっていたり、缶詰になっていたりして売っています。
かなりの量で売られているので、ロシア人のコンデンスミルクの消費量はかなり多いと思います。

私はコンデンスミルクが好きなのでロシアで一番量の少ないパックに入っていたものを購入していました。日本のように容器が工夫されていないので、保存に困った記憶があります。

ロシア風クレープ(ブリヌィ)にコンデンスミルクをかけて食べることが好きで、クレープ屋さんに行っては、コンデンスミルクがけのクレープ注文していました。ロシア風クレープはスーパーでも冷凍食品売り場に並んでいます。

私はスーパーでコンデンスミルク入りのクレープを見つけたので、購入したことがあります。家に帰ってチンして食べて、中から出てきたのはコンデンスミルクの白ではなく、ドロドロした茶色のソース。しかもやたらと甘い。あれ?っと思ってもう一度パッケージを確認するとやはりコンデンスミルクと書かれてあり、何がなんだかわからず、、、。

のちにわかるのですが、ドロドロした茶色のソース焦がしコンデンスミルクだったのです。なるほど、それなら納得。普通のコンデンスミルクより甘いです。

この焦がしコンデンスミルクは、クルミの形をしたロシアのクッキーみたいなお菓子の中にも入っています。
このお菓子は、リスが持っているようなコロコロした可愛らしい形をしており、スーパーやお菓子屋さんに売っています。

どうやらおばあちゃん世代はこのお菓子を焼く器械を持っており、家で作るようです。
今はあまり作る人はいないようですが、料理番組の動画で作り方をみたことがあります。

コンデンスミルクがクルミ型のお菓子の話にずれましたが、とにかく甘い物が大好きなロシア人です。

バイオリン講師 澤井亜衣

三大アヴェマリアの一つカッチーニのアヴェマリアをバイオリンで弾いてみました。シューベルト、グノー、カッチーニは三大アヴェマリアと呼ばれ、よく演奏されます。アヴェマリアとは、マリアを賛美する曲です。

カッチーニ作曲として有名ではありますが、実際はロシア人作曲家、ヴァヴィロフによるもの。カッチーニ風に作曲したことで近年まで、カッチーニが作曲したということになっていたため、今でもそう呼ばれたり、カッチーニが作曲したものだと思っている方が多いです。

やはり、ロシア人が作曲したからか、三大アヴェマリアの中で一番好きです。

音楽の良さは、季節が感じられたり、時代によって音楽の形式が異なるので、その時代が感じられることです。
また、旋律等で文化や国を感じ取ることができるのも魅力だと思います。

時を感じることはできますが、現在進行形で動いている時の音楽は辛い時もあります。政治や人種等の問題で、音楽の表現の自由を奪われたり、音楽を禁止される時代もありました。
そして、私が音楽を通して今感じることは、曲のイメージが自分の中で変わってきているということです。

私は敢えてコロナウイルス感染症について積極的にはブログに書きませんでした。私が書かなくても、コロナの事はたくさんの情報があります。できる範囲で、できるだけ普段通りの生活、できるだけ楽しめるブログを書きたかったのです。

一番最初にアヴェマリアについてクリスマスになるとよく演奏されるので、季節を感じて欲しいと思い、書くことにしました。それが今はアヴェマリアは、医療従事者、コロナで亡くなった方、コロナで苦しんでいる方の為に音楽家が弾いているのです。一年以上もです。そして、私も弾き続けています。

おそらく、アヴェマリアを弾くと、クリスマスの事だけではなくコロナの事も私は今後思い出すことになるのだと思います。コロナ禍で、役に立ちたいと思いますが、役に立っているのかわかりません。でも、お客様や生徒さん、エッセンシャルワーカーの方々にまで私は励まされ仕事をし、生活をしています。

少しでもこの曲をきいて、いい記憶が思いだされたり、これから先、楽しいと思える場所でこの曲演奏されることを祈ります。

イコン

バイオリン講師 澤井亜衣